☆レビュー☆
新撰組についてこのブロ愚で書くのは意外にも初めてなんですねぇ。まじょ。はミステリフリークであり、新撰組フリークでもあったりします。今日は漸く手に入れた『風光る』20巻のレビューと新撰組についてupすることにいたします。
まずは『風光る』について。この『風光る』は父と兄の敵討ちのため、女子でありながら新撰組に入隊したおセイちゃんの成長と、沖田総司との恋物語を描いた少女漫画です。おセイちゃんが女子であることは沖田のみが知っており、なにかと気にかけているうちに…という少女漫画にありがちな設定なのですが、しっかりと史実に基づいたストーリー展開はちょっとした新撰組入門書としてオススメできるほど。もちろん、創作である以上、作者の史観による若干の相違はございますが…。
私はこの『風光る』に登場する斎藤一が大好きでね☆
『風光る』だけに限らず、新撰組隊士の中で一番好きなのが斎藤一です。『風光る』ではヒーローである沖田総司をイケメンに描かねばならず、その反動として超ファニーフェイスになってしまった斎藤一。残されているポトガラヒーを見る限り、かなり極悪な顔をされていたであろう斎藤一ですが、この『風光る』ではシリアスな場面もどうにも決まらないお顔です。それがまた良いんですけれど!ちなみに右サイドバーの“UNION”に納められている「どっきゅん同盟」は、『風光る』の斎藤一をこよなく愛する同盟です。お好きな方は是非クリック!!
発売されたばかりの20巻では、おセイちゃんへの恋心に漸く気付き始めた沖田総司が描かれておりますが、沖田の行く末を知っている未来の人間としては、なんとも切ない気持ちになります。沖田とおセイちゃんがどのような最期を迎えるのかは作者である渡辺多恵子氏しか知ることはできませんが、二人には必ず幸せになって欲しい。そうすると我等が一ちゃんは失恋してしまうことになるのですが…。でも、沖田の死を乗り越えた(このレビューを読んでいる方で、沖田の死を知らなかったという方は…いませんよね?)おセイちゃんの側に、その気持ちをしりつつ寄り添う一ちゃんという構図も良いな。ただ、藤田五郎としての史実があるから無理か…。
「flower」本誌では、女子であることで沖田に拒絶され、今にも死(出家)にそうなおセイちゃんですが、30日発売の最新号で沖田はどんな風に彼女への恋心を言葉するのでしょうか?今月号もふたりはバラバラっていうのは嫌よ。そして、セイが3番隊へ組替えされると意気揚々の一ちゃんはどうなるのか!一ちゃんの涙が見られると思うとうずうずしちゃう!(←やっぱりドSの私)
『風光る』以外の、新撰組を扱った作品でオススメなのは浅田次郎の『壬生義士伝』でしょうか。『壬生義士伝』に登場する斎藤一は正統派のかっこよさです。映画では佐藤浩市氏が斎藤一を演じましたが、年齢が全くといって良いほど一致していないことを棚上げするならば適役でございました。映画「壬生義士伝」で描かれている新撰組は、私の想像する新撰組にかなり近い。とにかくキャスティングが絶妙。大河「新選組!」では山南を演じた堺雅人氏が沖田総司を演じているのですが、ひらめ顔と伝えられる沖田は絶対あんな感じ。さらっと毒を吐く沖田を堺氏が好演されております。伊東甲子太郎のいかにも悪そうな感じ(『風光る』のかっしーにも通じるアンニュイに感じもあり)もばっちりだったし、まだご覧になられていない方は是非どうぞ。
私は新撰組のとっかかりが司馬遼太郎氏ではなかったせいか、司馬史観にはあまり染まっていないと自分では思っています。いろんな作品の好きなところを勝手に切り取って、まじょ。史観を創り上げて。たかだか150年前のことなのに、わからないことが沢山ある(龍馬暗殺の黒幕なんかは高田崇史氏の『QED 龍馬暗殺』を是非お読みください)のに、魅力を感じます。残されている史実と、想像で補うしかない部分のバランス加減が好きです。
いま一番望んでるのは、「無双」シリーズ(by光栄)で幕末をテーマにしたゲームがでること。「戦国無双」のミッチー(明智光秀を私は愛を込めてこう呼びます。ミッチーと。)の衣装チェンジが新撰組っぽくて、ずっと使っていたのが懐かしい。頼みます、光栄さん!!
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