■西尾維新

2019/07/08

『掟上今日子の家計簿』 西尾維新

 

シリーズ第7弾。

「掟上今日子の叙述トリック」から「掟上今日子の心理実験」の流れが秀逸。うまい。気持ちよく騙されました。

「叙述トリック」は登場人物=記号のミステリよろしく犯人が明かされない(特定されない)まま終わってしまって驚いたなんてものじゃない。私にとってあまりにも意外な犯人は刑事さんなのだけれど、音が足りないので違いますね。

しかし、なにがどう家計簿だったのだろう。お金に汚い…もとい細かい今日子さんもかわいいです。

 

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2019/05/16

『掟上今日子の婚姻届』 西尾維新

忘却探偵シリーズ第6弾。デレた今日子さんが最高にかわいい一冊。

今日子さんほどのプロでもモチベーションに左右されるんですね。調査結果からどんな結論を導き出すか。調査結果にどう踏み込むか。事件が小粒だったのでミステリを読んだ感は薄いですが、そこは今日子さんの可かわいらしさでカバーと言うことで。厄介さん役得でしたね。うらやましい。

今回明らかになった今日子さんの正体を探る鍵は、
・警察(警視庁だったか警察庁だったか失念)の偉い人に高校の同級生がいる
これって某Aくんのことですかねえ。

 

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2019/05/15

『掟上今日子の退職願』 西尾維新

忘却探偵シリーズ第5弾。バラバラ死体、飛び降り、絞殺、水死体と多種多様な短編集。今回は厄介さんは登場しません。今日子さんの相棒を務めるのは4人の女性警察官。今日子さんの魅力にメロメロ()な男性陣とは異なるアプローチで今日子さんの内面に迫ります…って簡単に迫らせる今日子さんではありませんが。タイトルの退職願を持った方も登場しますが、事件にはあまり関係ないです。

個人的ベストは「掟上今日子のバラバラ死体」。犯人が死体をバラバラにする理由はいくつか考えられますが、まさかの。ミステリにおいて犯人が○○なのはあまり好きではないのですが、これは納得せざるを得ない。

シリーズを追うごとに今日子さんのかわいさが増している気がしますね。

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2019/03/11

『掟上今日子の遺言書』 西尾維新

忘却探偵シリーズ第4弾。

今回、厄介さんに降りかかる(文字通り)災難は自殺を試みた少女。なぜ遺言少女は自殺をするに至ったのかを軸に、今日子さんと厄介さんのまるでデートをにやにやしながら読むのが最高。

他人にとってはそんなことで?という理由も、思春期の少女にとっては大問題だったりする。そんなラベリングは彼女がもっとも嫌うことなのだろうけれど。

尚、本作で明らかになった今日子さんの過去に繋がるヒントは、
・骨を折った経験がない(からギプスが憧れ)
・厄介さんのギプスに書かれていた今日子さんの直筆イラストに猫耳
くらいでしょうか。少ないですね。猫耳はヒントというか私の願望込みですし。

今日子さんの「それな」はガッキーで再生余裕な1冊。

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2018/10/13

『十二大戦対十二大戦』 西尾維新

『十二大戦』続編…ではなく、ハンドレッド・クリックで示された十二大戦の新たなルート。あったかもしれない十二大戦。つまり100冊出せるってことですね。

25人のキャラを活かすにはページ数が足りない。前回のルートで早々に脱落した面々が活躍してくれたのは嬉しいけれど、推しの活躍もやっぱり読みたい。申と猪は良かったけれども。うーん、バトル物としてもキャラカタログとしてもいまひとつ。

個人的には某漫画の影響でネタ化している蟹が格好良かったのが良かった(私はかに座ではありません)

中村光の表紙絵は今回も素敵、さすが。

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2018/07/17

『掟上今日子の挑戦状』 西尾維新

忘却探偵シリーズ第3弾。今回の今日子さんの相棒は刑事さん(警察)たちですが、かなり良いように使われちゃってます。今日子さん最強。

本作には3編収録されているのですが、それぞれで今日子さんによるアリバイ講義、密室講義、暗号講義が行われておりミステリ好きに嬉しい内容となっています。本当に初期の西尾維新を読んでいるようでニヤニヤしてしまう。個人的ベストは密室講義でしょうか。講義の内容も、作中で使われたトリックも良かったです。○が入れ替わってたら別人だと思うよなあ。

本作で明かされた今日子さんの過去に繋がるヒントは、
・生年月日は覚えていない(公称は25歳)
・Wifiは知らない
・(刑事さんが考えるに)記憶が更新されていないのは数年?もしかしたら10年?15年?ということも
25歳という情報は『備忘録』でも出てきていましたが、生年月日を覚えていないというのは解せませんね。出生からある程度までの記憶は保持しているはずなので、自分の誕生日くらい認識していて当然だと思うのですが。

というか、今日子さんて自分が誰かってことも忘れてるんでしたっけ?隠しているわけじゃなくて。

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2018/06/02

『掟上今日子の推薦文』 西尾維新

忘却探偵シリーズ第2弾。今回は額縁匠の老人・和久井翁を中心とした3編を収録。

驚いたのは今日子さんのパートナーが厄介さんじゃないこと。ドラマによる叙述トリック。親切さんも厄介さんに負けず劣らず良い人ですが、ドラマから入った私はやはり厄介さん推し。

今回はタイトルの回収が秀逸ですね。もっとも信頼のおける人物からの推薦文。あれを聞かされて断れる人間はいないはず。個人的には「推定する今日子さん」で和久井翁が親切さんを警備担当に選んだ理由にもグッときましたが。

ちなみに原作とドラマでは事件の結末(犯人)が異なっていますが、私は原作の方がシンプルで好きです。ドラマは少しお涙ちょうだい風だったので。

最後に本作で明かされた今日子さんの過去に繋がるヒント。
・剥井くん(天才)が見抜いた今日子さんの正体は白い猫
猫と言えば某シリーズの某キャラクタを思い出さずにはおれませんねえ。

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2018/05/21

『掟上今日子の備忘録』 西尾維新

ドラマが大好きだった忘却探偵シリーズの第1弾。記憶が1日しかもたず、今日しかない今日子さんがキングオブ不運・隠館厄介からの依頼で事件に取り組む連作短編集です。

『備忘録』の軸は須永昼兵衛にまつわる依頼ですが、今日子さん(厄介)の登場から紺藤さんへの顔つなぎ、そして須永昼兵衛へ…という流れが実にスムースです。そして随所に描かれる今日子さんの可愛らしさ。ドラマ先行なのでどうしても脳内はガッキー&岡田くんで再生されます。美男美女。ドラマは今日子さんの記憶は毎回リセットされてしまうにも関わらず、巧妙&絶妙にふたりの関係が進展する作りになっていて本当に最高でした。連想ゲームですが「アンナチュラル」も実に楽しませていただきました。

さて、本作について書くときに触れずにおれないのが今日子さんの正体と過去。本作で登場したヒントの中で重要そうなものは
・今日子さんは記憶を失くす前に海外にいた(紺藤さんと会ったことがある)
・ただ、年齢の計算が会わないような気がする
・ちなみに今日子さんは今25歳(表紙カバーの左腕)
このくらいでしょうか。私はわりと今日子さん=某シリーズの某キャラクタ説を信じているのでその正体が明かされる日を楽しみにしております。

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2017/08/22

『十二大戦』 西尾維新

アニメ化の前に。十二支をモチーフにしたバトルロイヤルノベルです。

キャラカタログの側面が強いですが、これだけ魅力的なカタログなら十分。それぞれの能力が伏線として効いていて無駄なキャラがいないこともすごいです。逆打ちで死んでいくので誰が優勝するのか丸わかりなのが残念でしょうか。そんな彼も、皆が彼にデジャブを感じるという伏線がありましたね。

個人的には丑と寅の物語がちょう好みでした。というか、アニメ化したら丑×寅絶対追いかけるわ(キリッ

中村光のキャラデザも良いですね。兎とか兎とか兎とか。cvは岡本信彦か…合いますね!午が緑川光とかちょっともったいないすぐ死ぬし。個人的に戌は安元さんで再生されてたんですが主催者老人役。チョーさん出演嬉しい。とにかくアニメが楽しみです。とってもアニメ映えすると思います。

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2013/10/25

『偽物語(下)』 西尾維新


ぱないの!な一冊。

上巻よりは怪異怪異してるかしら。そして、『偽物語』のタイトルにも相応しい気がする。まあ、「つきひフェニックス」と銘打っておきながら火憐ちゃんとのやりとりが長すぎるような気がしないでもないけれど、火憐ちゃんは馬鹿正直かわいいので良しとする。

そして、可愛いといえば忍がぱない可愛いのだがどうしたら良いだろう。とりあえずミスドが食べたくなること必至。

尚、下巻の最大の楽しみどころは忍野と貝木と影縫さん、オーソリティ3人の関係やら立ち位置やら比較やらであると断言しても過言ではないはず。本物と偽物、ダイヤのくだりでそれぞれが話した言葉はまさに「なるほど」。

そうそう、余接ちゃんのキャラデザがどうしてああなってしまったのか…解せぬ。

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