2007年6月14日 (木)

『十月は二人三脚の消去法推理』 霧舎巧

十月は二人三脚の消去法推理 私立霧舎学園ミステリ白書 Book 十月は二人三脚の消去法推理 私立霧舎学園ミステリ白書

著者:霧舎 巧
販売元:講談社
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“晴れの特異日”に行われるは…

体育祭?それとも殺人?

レギュラメンバ勢揃いの十月編。ようやく登場。

講談社ノベルス6月の新刊は事前準備バッチリ☆の「霧舎学園シリーズ」十月編。どんと来~い!超常現象!!

まずは恒例となりつつある“おまけ”紹介から。今回は霧舎学園体育祭プログラム(ついにフルカラーでは無くなったか…)と体育祭実行委員である琴葉の名刺。いつものツッコミからゆきますか?

この名刺、栞以外にどう使えっちゅーねん。

嗚呼、すっきり。この名刺がどれだけ事件解決に関わるのかと思ったら…

さっぱり。

嗚呼、すっきり。最近「ライアーゲーム」にゾッコンな私は、カードを見ると側面にキズが付いていないか確かめる癖ができました。そんな仕様にはなっていないようで一安心(なにが?ねぇ、なにが?)

さて、十月のミステリテーマは“消去法推理”とのことですが…

どこに消去法推理があったよ??

あれ?私、30頁くらい読み飛ばした?あれれ??消去法と云えば、神・ホームズ曰く「全ての不可能を消去して、最後に残ったものが如何に奇妙なことであっても、それが真実となる」ですので、どんな奇天烈な結末もどんと来~い!と覚悟してたのに…ワクワク損だ。ワクワク詐欺だ。

まぁ、霧舎氏お得意の読者を煙に巻こうと物語まで煙に巻いてしまう作戦が功を奏したと云うことで。アリガトウゴザイマス。

さて、十月はこれまた「あかずの扉シリーズ」とのリンクが少なくって。「あかずの扉シリーズ」の時間経過を飛び越してしまった?(でも、カケル&ユイのラヴ話舞台はクリスマスだったような)とりあえず、保少年がご存知の大学生が

英国に行く

らしいので、次の「あかずの扉シリーズ」舞台はイギリスでしょうか?ホームズ様とのコラボでしょうか?た、愉しみです(←きっと妄想に終わる)

というわけで、まったくレビューになってませんが、消去法推理というタイトルに惹かれて手に取ると痛い目をみると思います(悪だね、貴女)。あっ、おかえりなさい○○ちゃん。

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2007年5月28日 (月)

『九月は謎×謎修学旅行で暗号解読』 霧舎巧

九月は謎×謎修学旅行で暗号解読 Book 九月は謎×謎修学旅行で暗号解読

著者:霧舎 巧
販売元:講談社
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秋の京都へ修学旅行。

最高のシュチュエーションなのに、琴葉たちは暗号解読に夢中。

代わってくれないか!?と本気で思った霧舎学園シリーズ折り返し作品。

上記の内容紹介に客観性が無いのは秘密。まぁ、当ブロ愚の内容紹介ほど不明瞭かつ不親切な紹介文も無いのですが(たまにネタバレもするし)。その割りに、いつも必死で考えてます管理人。

さて、6月に控えた『十月は二人三脚の消去法推理』発売までに既刊作品をおさらいしておこうという目論みは、無事達成。は、初めてじゃないでしょうか?目論み通りにコトが進んだのって。間に「ライアーゲーム #7」感想を挟んでますけれども。管理人、いま「ライアーゲーム」に夢中だから。

しかし、過去レビュー振り返ってみると、愚痴とかネタとかふんだんに盛り込んでるので毎回妙に長いですね。このレビューを愉しく読んでいただけている方って、極少だと思うのですが。だってこんなマイナシリーズ。「あかずの間シリーズ」っていうならまだしも…。

ということで、十月編と「あかずの間シリーズ」とのリンクは、なるさん登場。(ここからネタバレします。大胆にネタバレします。いきなり大文字でネタバレしてます)

まぁ、似非なるさんなんですけれども!!

しかも、なるさん違いだけでなく、性別誤認トリックまで仕掛けてきましたか。でも、この性別誤認トリック、読者に対してのみ仕掛けられてるんですよね?まさか作中の登場人物(琴葉や棚彦)まで引っかかっていたわけじゃないよね?(まぁ、琴葉なら天然でひっかかっていそうですけれど)似非なるさん=女性という告白をしたときに、登場人物たちが特に驚いていなかったようなので。

そして、作中に登場する暗号地図が超マニアック!!

あんな新本格ミステリに限った用語を散らばめた地図(ネタ)を十全に楽しめる人間がどれだけ居るってよ?

ただでさえマイナなシリーズなのに、さらに門戸を狭めてどうするんだ、霧舎氏。かくいう私だって、全部が全部理解できたわけではありません。有栖川有栖、島田荘司、綾辻行人あたりならクリアできましたが、途中からは琴葉と同様の反応しかできませんでした。新本格、深い。

さて、恒例となりつつありますおまけ紹介。今回は暗号そのものとして作中に登場するプリクラ(古っ!?)が付録となっております。9分割のプリクラのうち、1枚違うプリクラが混じっている…まぁ、じっくり見てから作品に挑む読者なんて、そうそう居ないわな(かくいう私もそのひとり)。そして、そのプリクラの“裏”にもしっかりと仕掛けが。

作中で犯人特定のきめ手となった泥付き指紋がしっかりプリントされております!

うわぁ、芸が細かい。そこまで確認しないよ、みんな。このシリーズの馬鹿馬鹿しいまでのこだわりは好きです。評価できると思います。

で、肝心のミステリ(暗号解読)ですが、なんかもうごちゃごちゃです。登場人物の台詞にこのごちゃごちゃ具合を的確に示す台詞がありますので、引用。

「犯人は≪棋譜の暗号≫と思わせて、実は≪麻雀の暗号≫を我々に仕掛けていた-と思わせておいて、やっぱり将棋の駒で、最終的に明日香ちゃんの監禁場所を示していたんだ」

この台詞、一読で内容把握できる人は理解力に長けていると思います。「思わせておいて」の登場が2回…、何回読者に思わせておくつもりなんでしょう?

屋敷に仕掛けられていた十二支の暗号も肩透かし気味でしたし。サソリが回転するってのは素敵でしたが…この“回転”というキーワード、作中作『倉崎財閥の財宝』のどこに暗示されていたかどなたか教えてください。

しかし、霧舎氏のあとがきによれば、本作はあかずの間シリーズのトリック(新刊)をぶち壊して(ねじ込んで)完成させた作品だとのこと…

あかずの間シリーズで出版してくれよぉ!!

読者(私)は待っているのです。あかずの間シリーズの新刊を。ユイとカケルの恋物語を。夢に終わった『アポトーシス荘』…合掌。

というわけで、あかずの間シリーズも再読しなくちゃ!という気分になってきました。今回も有言実行といきたいところです…どうかな?

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2007年5月26日 (土)

『八月は一夜限りの心霊探偵』 霧舎巧

八月は一夜限りの心霊探偵―私立霧舎学園ミステリ白書 Book 八月は一夜限りの心霊探偵―私立霧舎学園ミステリ白書

著者:霧舎 巧
販売元:講談社
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夏休みにいつものメンバと伊豆旅行を決行した琴葉。

当然事件がお出迎え。

八月のテーマはサイキック・ディテクティブ!

今週はまさに霧舎学園強化週間ですね。毎日更新毎日レビュー。前半かなり放置プレイだっため、頑張っております管理人。

さて、既刊の霧舎学園シリーズの中で個人的にベストだと思い込んでいるのが、この『八月』だったりします。作中で保少年が棚彦にしかける推理ゲームも上質で、1冊でふたつの謎が楽しめるという、おいしい一作。

しかも、もうお約束となりました“おまけ”もふたつ用意されております。ひとつは云うまでもなく、巻頭に収録されております琴葉のグラビアでございます。

いやぁ、よくやるよ、ホント。

西尾維新だって、ここまで無茶なことはやりません。ミステリと銘打たれた作品で、ここまでぶっ飛んでるのは初めてです。『ヤングマグナム』ってなんすか?タイトルに、なんとなくいやらしさを感じてしまう自分が厭です。

そして、もうひとつのおまけは本自体に仕掛けられております。最初は作中でも登場している“カバーは八月なのに、中身のタイトルが五月”って仕掛けかと思ったんですよ。でも、そんな確信犯的誤植は出版界的にタブーだろうと。カバーを外してそんな確認をしていた私が、ふと感じたのは…やけにこの本重たくない??これです。ふたつ目のおまけはこれでした。作中のトリックにも関連しているこのおまけ。

いやぁ、よくやるよ、ホント(2回目)

というか、こんなことも可能なんですね。講談社で決めたノベルスの型ってものがあるだろうに。でも、今回のおまけは実用的(というか作中としっかりリンクしていて)良かったです。栞にしかならないおまけはいらない…。

さて、内容について書かねば。八月は(他の月と比べてという但し書きが付くが)ミステリとして無理が無い。しかも、タイトルとの激しい乖離も無い。琴葉ママ&ひろみが仕掛ける叙述トリックも、左右が入れ替わるトンネルトリックも、殺人犯を突き止める過程にも、無理が無い。ちゃんと伏線の回収されてゆくミステリは好きです。霧舎作品特有のまわりくどさは相変わらずですけれど。

そして、ラブコメ部分。いやぁ、本当に琴葉が嫌いです。なぜあの場面で中込椎奈に肝試しのパートナー役を譲る?なんだ、本命(彼女)の余裕か?行動が終始貫徹してないんですよ。突き放してみたり、飛びつき抱きしめてみたり。そんなかけひきいらんっちゅーの。本当に苛々させてくれてありがとう。

そんな琴葉に対し、棚彦の株は急上昇。「あかずの間シリーズ」リンクとして登場してくれた咲さんの不吉な予言を具現化するために、棚彦がとった行動…いいねぇ。しかし、咲さんの予言では「死んでいるようにみえた」らしいのですが、巻頭グラビアの笑顔を見るに死を前にした(?)笑顔には見えないっす。元気ハツラツです。だからこそ、棚彦の行動がイレギュラー(死を回避させた)だという証明になるのかもしれませんが。まぁ、咲さんの予言ですから(あかずの間読者にはきっとわかってもらえると思う)。

そうそう、この『八月』は『七月』と2冊同時発売(しかも、クリアケース付の限定版まで発売され、プレミアもついているという奇跡)だったんですよね。霧舎氏、全盛期でしたもんねぇ。そんな勇敢な霧舎氏をまた見たいものです。

では、次回は九月編…ではなく、「ライアーゲーム#7」感想でお逢いしましょう!あぁ、待ち望んだよ土曜日!!

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2007年5月25日 (金)

『七月は織姫と彦星の交換殺人』 霧舎巧

七月は織姫と彦星の交換殺人―私立霧舎学園ミステリ白書 Book 七月は織姫と彦星の交換殺人―私立霧舎学園ミステリ白書

著者:霧舎 巧
販売元:講談社
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-天漢霧立上棚幡乃雲衣能瓢袖鴨-

笹乙女委員会より送られてきた短冊。これに好きな人の名前を書いて吊るせば…ふたりは結ばれる。

そんな短冊が交換殺人のチケット代わりに?

毎日更新、霧舎学園シリーズレビューでございます。もうそろそろ飽きてきためんどくさくなってきた愉しめなくなってきた危ない危ない、オブラートに包むこともできなくなってきました。

さて、七月編のテーマは交換殺人でございます。ミステリのジャンルとしては結構好きな部類に入るのですが(大嫌いな共犯モノとはちょっと違う)、解り辛い=筆者の力量が問われるジャンルでもございます。

結論から云わせていただきますと…

よくわからなかったよ、霧舎氏!

交換殺人云々が登場するのは、物語が3分の2近く進んでからなんだもの。タイトルをよく確認せずに(『七月』という部分のみ確認して本棚から抜き取った)読み始めた+ストーリーもすっぽり頭から抜け落ちておりました故、霧舎はなにが書きたいんだ?といぶかしむこと数回。なんだか、霧舎学園シリーズのタイトルって、似てないものまね師がまず名乗ってから芸をやるような感覚に陥らせますね。

さて、今回は『五月』で勃発したエミューのボーカル・ナオキ=幼馴染みのナヨくん?という問題に決着が付きましたね。まぁ、違うことはみんな感づいておったわけですが。しかし、ナオキは琴葉のどこが好きなんですかね?ナオキの元にも届いた≪笹乙女委員会≫の短冊。明かされた(短冊に書かれていた)のは好きな女性の名字のみ…もちろん羽月なわけですが…

まさか、羽月倫子虹川警察署長が好きだなんてオチじゃなかろうね??

普通にありそうで、怖くなってきました。まぁ、好きな人=琴葉パパ=モーホー決定!てなオチじゃなければ、もうどうでも良いです。

さて、七月編と「あかずの扉シリーズ」のリンクですが、『ラグナロク洞』に登場した早乙女教授が登場してきましたね。彼、殺人犯した後に『ラグナロク洞』に馳せ参じたわけですか…そんな記述『ラグナロク洞』にあったかしら?もうちょっとキャパの大きい脳が欲しいよ、本当に。

そうそう、七月編のおまけは≪笹乙女委員会≫から送られてきた短冊(和紙製)なわけですが、今回も栞以上の使い道が思い浮かびませんでした。どなたか、斬新な使い道を教えてください。

というわけで、霧舎学園シリーズも残すところ2冊。『八月』は結構好きだったような気がする。『九月』は厚いので、どうしようか迷い中なんですよねぇ。

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2007年5月24日 (木)

『六月はイニシャルトークDE連続誘拐』 霧舎巧

六月はイニシャルトークDE連続誘拐―私立霧舎学園ミステリ白書 Book 六月はイニシャルトークDE連続誘拐―私立霧舎学園ミステリ白書

著者:霧舎 巧
販売元:講談社
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各月で趣きの異なる事件に遭遇する星の下に生まれた男女。

今月の事件は誘拐事件。しかも、誘拐されるのは本人たち!?

霧舎巧が贈るラブコメ×本格ミステリシリーズ、第3弾。

六月のタイトルも最高に恥ずかしい感じで、どうもありがとうございます。霧舎学園シリーズ第3弾、六月編です。

本作はミステリの出来はともかくとして(えっ?)凝った趣向(おまけ)に唸らされた一作。上記アフィリエイトでは帯カバーが外されており、仕掛け丸出しなのが不憫です(そう思うなら、貴女も書かなきゃ良いのに…)

そして、「あかずの間シリーズ」とのリンクが激しい一作。この作品は『カレイドスコープ島』(「あかずの間シリーズ」第2作)を読んでないと、おもしろさ8割減だと思います。「あかずの間シリーズ」ファンとしては嬉しい限りなのですが。

まずは、お馴染みエロじじいの再登場。(ここからネタバレしてます…って、ここまでのレビューにネタバレが含まれていないと言い張るのか、自分。『カレイドスコープ島』のネタバレもあるかも…)じじいの助平度合は『カレイドスコープ』をお読みの方なら重々承知かと思いますが、あのエロさが犯人の不在を隠す“隠れ蓑”として利用されるとはっ!!『カレイドスコープ』を読んだ人ほど、月島幻斎ならやりかねん!とその罠にひっかかってしまうかも(私もその一人でございます)。

そして、高飛車女医も再登場。私は高飛車女医も憎めなくって好きなんですがね。好きと云えば、高飛車女医は後動さんラヴだと思っているのは私だけ?まぁ、後動さんにはちゃんとした彼女がいるし…絶対に報われない恋。高飛車、已む無し?(って、このセンテンスはまったく「霧舎学園シリーズ」に関係ないやね?)

ところで、今回は「あかずの間シリーズ」とのリンクを織り込み過ぎて、肝心のミステリ部分が弱いったらないですね!!ラストの数十ページで無理矢理終息させた感満載。犯行に至った動機(相続的なもの)なんて、読者に一切提示されてませんもの。そして、棚彦が琴葉が囚われた場所を特定するきっかけとなった“O戸町”の読みの件ですが、真犯人ってその近辺に住んでるんですよね?近隣の町の読み方(しかも特異な)知らないってことあるだろうか…少なくとも、同じ県内にある町の読み方くらい知ってないとおかしいと思う(のは、本州に住んでないからでしょうか?まぁ、私も北海道にあるすべての市町村を空で云えたりはしませんが)

そして、ラブコメ部分も本作は弱い!錯乱の余り“父親の前でキス”はしましたが…特筆すべきはそのくらい?まぁ、棚彦が父親公認彼氏になった…ってことで、一歩前進?まぁ、今回も琴葉には苛つかせていただけて、嬉しい限りです。彼氏が他の女性からメモ用紙を借りたくらいで苛々してたら、男女交際なんてできませんぜ?

そうそう、『五月』のレビューで“五月号と「あかずの扉シリーズ」のリンクってなんだったんだろう?”と書いた私ですが、保少年の警視庁へのハッキング行為がリンクだったんですねぇ…解り辛っ!!六月は保少年の活躍が殆ど無くって、お姉さんは寂しいです。あのとんちんかん推理が好きなの。

このレビューを読んでもお解かりの通り、本作を愉しむ為には『カレイドスコープ島』の読了が必須な一作。まぁ、「あかずの間シリーズ」を読まずにいきなりこちらから入る読者は少ないだろうと思いますが(なんてったって、あの表紙このタイトルですから)。それでは、『七月』レビューでまたお逢いしましょう。

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2007年5月23日 (水)

『五月はピンクと水色の恋のアリバイ崩し』 霧舎巧

五月はピンクと水色の恋のアリバイ崩し―私立霧舎学園ミステリ白書 Book 五月はピンクと水色の恋のアリバイ崩し―私立霧舎学園ミステリ白書

著者:霧舎 巧
販売元:講談社
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-女が謎を紡ぎ、男が謎を解く-

霧舎学園に伝わる伝説を“事故”とはいえ達成してしまった琴葉。

裏バージョンの伝説を達成するために、今月も事件に巻き込まれる!?

「1冊45分」は云い過ぎだったにせよ、1冊1時間くらいで読めてしまう霧舎学園シリーズ。さっそく五月号もレビュー更新です。

しっかし、すごいタイトルですね。

「本屋で店員にこの本探してもらってこい」って罰ゲームが成立しそうな。絶対自力で探す!ってなもんです。(ちなみに私はネットで購入しました)

さて、五月号の付録は琴葉ちゃんの学生証です…いらねぇ。登場人物紹介で使われているものと同じっていうんだから、さらにいらない。当方、栞として使用させていただきましたが、他の使い道があればお教えいただきたいものです。

では、ミステリ部分レビューからサクッと参りましょうか。(またもや書いててネタバレレビューになったので慌てて警告文追加)今月は(タイトルからも丸解りなように)アリバイ崩しがメインとなっておりますが、この手の作品群は犯人が解っているからこそのアリバイ崩しであって、犯人をミスリードした上でのアリバイ崩しに意味はあったのかどうなのか(この点はまたもやあとがきで霧舎氏がコメントされておりますが)。

両親が愛読していた十津川警部を小学生のころから読んでいた私にとって、アリバイ崩しは時刻表とイコールなのですが、本作に時刻表は登場しませんので悪しからず。

そして、琴葉に届いた謎のメール(マッチョなウイルス付では無い方)。これが四月号の犯人から送られてきたメールだとのことですが…

なぜ刑務所(少年院?)からではなく、イギリスから??

結局捕まらなかったということなのでしょうか?情状酌量の余地は有りと云っても、罰を受けないってことは無いだろうに。イギリスが刑務所の隠語かとも思いましたが、時差がどうの、電話がどうのって云っていたので、そうではない模様。わからん。

本題ではないところに最大のミステリが潜んでおりましたか。

そして、ラブコメ部分。

うわぁ、むず痒い!!

ピンクと水色の新伝説を作り上げた二人でございますが、それって両思いです!ラブラブです!!って云い合ってるのと同義ですよね。いつ、いったい、どこでそんなやり取りが交わされたよ?琴葉ってば、ナオキ(新キャラ)が幼馴染みで“正しいメロンパンの食べ方”(←これも本シリーズに横たわる謎)を教えてくれたナヨくんじゃ?って云ってた側からその行動かよ!(だから嫌いなんだ、琴葉が)

まぁ、ナオキ=ナヨくんは勘違いで、実は棚彦(シリーズ2作目のレビューにして初めて探偵役の名前が登場した)=ナヨくんなんだろうと思いますが。ラスト(三月)あたりでメロンパンを食べる場面に遭遇し、正しい食べ方を棚彦がしたもんだから、「これって運命だったんだ!!」的結末になるのだろうと予想。

予想を裏切って欲しいとここまで思ったのは初めてかもしれない…。

そうそう、五月号と「あかずの扉シリーズ」のリンクってなんだったんだろう?「あかずの扉シリーズ」もかなり内容忘れてるからなぁ。きっと映画『ピンクと水色の天使』に関係した何かなんだと思いますが。あとで調べておくことにしましょう。

というわけで、サクサク読んでます霧舎学園シリーズ。この分だと6月のノベルス新刊に間に合いそうで嬉しい。

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2007年5月22日 (火)

『四月は霧の00密室』 霧舎巧

四月は霧の00(ラブラブ)密室―私立霧舎学園ミステリ白書 Book 四月は霧の00(ラブラブ)密室―私立霧舎学園ミステリ白書

著者:霧舎 巧
販売元:講談社
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-霧の立ち込める中、鐘の音が鳴ると共に口づけを交わしたカップルは永遠に幸せになれる-

そんな伝説を持つ霧舎学園へと転校してきた琴葉は、登校初日に伝説通りの事故キスをしてしまい!?

学園ラブコメと本格ミステリの融合。霧舎学園の1年は始まったばかり。

数日前に私は右サイドバー“掲示板?”にてこんな与太話を。

そうそう、6月のノベルスラインナップにすごいもの見つけちゃいました。霧舎巧『私立霧舎学園ミステリ白書 十月は二人三脚の消去法推理』…忘れてなかったのね!!1冊45分ペースで読めるので、再読でもしてみようか。

というわけで、初めてじゃないか??と自分でも驚愕の有言実行ぶり。霧舎巧氏といえば「あかずの扉シリーズ」なのですが、そちらのレビューは一作も無いのに…「あかずの扉シリーズ」再読は(そして新刊発売は)いつの日か…(かなり遠い目)

さて、この「霧舎学園シリーズ」は表紙を御覧いただくと丸解りなように

かなり購入し難い仕様となっております。

表紙を開くと霧舎学園の入学案内がフルカラーで挿入されていたりと、遊び心(かなり好意的に書いてみました)満載です。この遊び心は四月に限ったことでなく、雑誌のグラビアが挿入されていたり、プリクラシールが混ざっていたりします。これが発売価格を押し上げているというのなら、間違いなくいらねぇ。まぁ、すべてメイントリックを解読するヒントになっていたりするので、おもしろい仕掛けだとは思うのですが(六月の仕掛けは好きだったりします)。

さて、ミステリ部分。(書いててネタバレになってきたので、慌てて警告文を入れてみる)四月のメイントリックはかなり無理があるよなぁ…と思ったり思わなかったり。チア部のメンバが≪バスケットトス≫で落ちてきた被害者を受け止める…そうですかそうですか学園モノ要素満載ですね(棒読み)本格ミステリと銘打たれた作品でこれをやられると、かなり厳しいものがあると思います。まぁ、目指した路線が某「じっちゃんの名にかけて」だと云うから良しとしますが。

そして肝心の(えっ?)ラブコメ部分。私、主人公の琴葉ちゃんが嫌いで嫌いで仕方無いんです。彼女の優柔不断っぷりが読んでて腹が立つ。好きなのか?嫌いなのか?はっきりせんかい!!っていうか、事故チューしたからって、そんなに急速に好きになるもんか?どんな生娘やねん。どんな妄想女子やねん。そして、なぜにそんな娘がモテモテやねん!(←そうか、これが最大のポイントか)はぁはぁはぁ、息切れ。

主人公が生理的に受け付けない小説ほど読んでて苦痛なものはありませんが、では何故既刊シリーズ全作品を読んでいるかというと…

それはもう、頭木少年と「あかずの扉シリーズ」とのリンクがすべてと云っても過言ではなく。

四月では『ドッペルゲンガー宮』とのちょっとしたリンクしか見せませんでしたがね。これももう、六月が見物なんです。はい。

そして、霧舎氏によるあとがきで爆笑させられました。長文ですが引用させていただきます。

≪新本格回帰≫の作品に先があるとは思えません、とおっしゃった高名な推理作家の先生がおられます。また、私に直接、こんな作品を書いてたら、かつての新本格作家たちのようにおまえもそのうち何も書けなくなるぞ、と忠告してくれた先輩作家もいらっしゃいます。(中略)その時、私は心の中でつぶやいていました。

わかってないな-と。

涙で前がよく見えません。霧舎氏の新刊っていつから読んでないんだろう…嗚咽が止まりません。引用させていただいた箇所以外にもツッコミ所満載のあとがきは、本編よりも必読かもしれません…。

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2006年6月25日 (日)

『気分は名探偵 犯人当てアンソロジー』

気分は名探偵―犯人当てアンソロジー Book 気分は名探偵―犯人当てアンソロジー

著者:我孫子 武丸,霧舎 巧,貫井 徳郎,法月 綸太郎,有栖川 有栖
販売元:徳間書店
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「夕刊フジ」に掲載された、ミステリ作家6人による犯人当てアンソロジー。

果たして君は作者が散りばめたヒントをもとに、犯人を指摘することができるか!?

真夜中は別の顔、まじょ。です☆

普通に眠たいです。でも、謎に背を向けることができないのは名探偵たる証!と夜な夜な読み進めました。解答編に突入する前に、せっせと読み返すものだから、読了するのにいつもの倍の時間がかかってしまいましたね。

さて、ここからは楽しいネタバレの時間です。作品ひとつひとつのレビューと、私の推理がどんなお粗末なものだったかを書き記してゆこうと思います。味読の方はくれぐれもスクロールさせませんように。

「ガラスの檻の殺人」 有栖川有栖
アンソロジー最初の作品。私の推理は犯人はストーカー被害を訴えている学生時代の友人だ!というもの。その根拠は時計。被害者にぶん殴られた探偵ですが、どうして自分が気絶していた時間が2分やそこらだと判る?というところから推理を進めました。だって、殴られる直前までの時間経過はさっぱり描かれていなかったので、そこに10分くらいの空白の時間があってもおかしくない!と思ったものですから。さては時計をいじったな?という推理です。まぁ、違ったわけですが。本当の結末である○○○については、気になる記述だなぁとは思ったのですが、じゃあ本来そこにあった○○○はどこに行ったの?と思います。凶器が落ちててもおかしいけれど、大量の○○○が落ちてたっておかしいでしょうよ!それだけがたまたま売り切れていたなんて、そんな偶然許しませんよ。だって、もっと売れてる○○○なんて、いっぱいありますからね!絶対抜いたはずなんですよ、と憤ってみる。

「蝶番の問題」 貫井徳郎
これは結構容易にわかりました。最初のヒントが出てきた時点で「あぁ、この人は○○○○○なんだな」と。唯一読み返さずに解答できた作品が貫井氏の一作。叙述トリックものは数こなしてますからね。ピンときちゃいました。一番正解率が低かったのが貫井氏の作品だったようですが、発表の場が「夕刊フジ」という大衆紙だったからでしょう。これがミステリ雑誌かなにかだったら、もっと正解率が高かったはず。ミステリマニアはまず叙述トリックを疑いますからね。叙述トリックさえ解ければ、犯人特定まではあっという間です。だって、二択ですもの。でも、このアンソロジーの中で一番好みの作品がこの貫井氏の「蝶番の問題」ですね。

「二つの凶器」 麻耶雄嵩
これも○○の矛盾点に気付いてから、犯人特定までは容易でした。というわけで正解。ミステリでありがちな犯人の利き○の問題をちょっと捻った形ですね。掲載作の中で、最もロジックを駆使した本格ものの作品だったと思います。これも好き。今回は実朝が木更津をリードしてゆく形ではなく、あくまでも純粋な木更津探偵ものでしたね。この程度の事件に実朝が出てゆく必要は無いってやつですか?それとも、実朝はそこまで直子先輩は苦手ですか(笑)探偵が妙に気にしている箇所をじっくりと読めば、自ずと正解は開けてくると思います。本格ミステリ初心者にぜひ挑戦してもらいたい一作。

「十五分間の出来事」 霧舎巧
霧舎氏のお顔を雑談会のお写真で初めて拝見いたしました。ちょっとイメージと違ったな…。お元気そうでなにより。早く「あかずの扉シリーズ」の新刊をお願いしますよ。さて、肝心の推理ですが、これはパーサーの彼女が犯人かと思いました。彼女は心臓が強そうですので、商品のビールで頭を殴って、それをあろうことか探偵役を務めた大神に売りつけたのだと推理しました。いや、大神が買ってすぐにビールを開けたときに泡もなにも吹き出さなかったので、違うなこれ…と思いながら解答編を読んだら、やっぱり違ってたというオチなのですが。霧舎氏らしい、なにが描きたいのかよくわからないドタバタミステリだったと思います。(←褒めてない褒めてない)

「漂流者」 我孫子武丸
唯一、当ブロ愚にカテゴリが存在しないのが我孫子氏。いや、我孫子氏の作品は最近読んでいないというだけで、『0の殺人』も『8の殺人』もマリオくんシリーズもしっかり読んではいるのですが…。この「漂流者」の人物当ては解答編で登場したヒントからきちんと当てさせていただきました。男三人で飲んだ○○○って件ね。そこから、人物の入れ替わりを組み立てるのに、ちょっと時間を費やしましたが。入れ替わりを示唆する○○○○○○○も、現物を直に見ることができたら、もっと違和感を感じれただろうに。

「ヒュドラ第十の首」 法月綸太郎
これも好きです。でも、眠くてもう推理どころじゃなかったよ。三択の犯人当てかと思いきや、とんでもないところから真犯人を持ってくるという、ミステリ好きにはたまらない結末でしたね。ミステリをあんまり読まない人にはアンフェアに見えるかも。でも、正解率は一番高いので、じっくり読めばわかる仕組みになっているのでしょう。如何せん、眠くて。法月氏、すみません!全く推理ぜすに解答編を読み進めてしまいました!『生首』以来、綸太郎の活躍を拝見しておりませんが、彼にも好い加減嫁を見つけてやってください…(とお茶を濁して逃げる)

以上、全作品のレビューでした。眠いを連呼しつつもこのレビューを書いてる私はまだまだ逝けるのかもしれません。さっきからカラスが五月蝿い。アンソロジーとしてこのレベルの作品が集まっているのは非常に珍しいことですので、是非ミステリ好きの方にも、そうでない方にも挑戦していただきたい一作です。寝て起きたら、皆様の正解率なんかをググってみよう。そうしよう。

おやすみなさい。

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2006年5月21日 (日)

『名探偵はどこにいる』 霧舎巧

名探偵はどこにいる Book 名探偵はどこにいる

著者:霧舎 巧
販売元:原書房
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犯罪者になりたかった少年が刑事になったとき、刑事への道を拓いてくれた人を超える。

「あかずの扉シリーズ」外伝にして、「名探偵シリーズ」第二弾。

霧舎巧久しぶりの新刊。

あれ?一時間しないで読めてしまいました…中途半端に読んだつもりは無いのだけれど。

というわけで、霧舎巧氏久しぶりの新刊です。「あかずの扉シリーズ」はどうした?「霧舎学園シリーズ」もあと半年分残ってるぞ!と言いたいことは山のようにあるのですが、今回はあくまでも『名探偵はどこにいる』のレビュー。

この『名探偵はどこにいる』は『名探偵はもういない』のまるっきり続編としての扱いですので、『名探偵はもういない』を読了後でなければ魅力はゼロだと思います。『もういない』の方がこの春講談社ノベルスとして発刊されたばかりですので、タイムリーといえばタイムリーなのですが。

でもね、扱っている題材やテーマがぬるいの。過去の犯罪を探る…という緊張感の薄い題材な上に、真相については後動さん(父)が既に解き明かしているわけでしょう?しかも後動(父)の動きをトレースして。そりゃ、解けるさ。解き明かされていない謎を解くからこそ名探偵なのであって、先人が既に解き明かしたものを探るのは教科書を読むのと同じではないですか。

そこに現代の政略争いや今寺刑事の初恋が絡んでくるっていったって…。今寺刑事に萌えている人間がそんなに多いとも思えず、後動(父)の行方不明の真相だってさっぱり見えてこないし。まぁ、父失踪については「あかずの扉シリーズ」で解き明かしてゆくのだと思いますが、それならば「あかずの扉シリーズ」の新刊WO!という気分です。

新刊をあれだけ待ち望んでいたにも関わらず、一時間足らずで読めてしまったという憤りがこのレビューを書かせているわけですが、『名探偵はもういない』でふんだんに描かれていたミステリとしての遊び心を、続編の『名探偵はどこにいる』で踏みにじられた感があるのですよ。残念。

過去の事件の真相だって、初恋といっしょに封印された謎だって、大して難しいものではなく、読んでいてあっさり看破できるものだったしね。大人を悩ませるような謎ではない。やっぱり「あかずの扉シリーズ」くらいの重圧なものが霧舎氏の作品で読みたいわけです。

カケルとユイに会いたいです。

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2006年2月17日 (金)

『名探偵はもういない』 霧舎巧

名探偵はもういない Book 名探偵はもういない

著者:霧舎 巧
販売元:原書房
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閉ざされたペンションで起こった連続怪死事件。

この謎に挑むのは刑事?犯罪学者?あの名探偵?

あれ?こんなにまわりくどい作品だったっけ?というのが再読での感想。

もっとスマートに推理合戦を楽しませる作品だったと認識していたのですが。

3年前の自分もまだまだだったな、と恥ずかしく想ふ。

さて、この作品にはかの有名な名探偵が登場します。そして、霧舎氏の「あかずの扉」シリーズからもゲストが。ミステリ好きにはたまらない競演なのですが、私が注目したのは犯罪学者。

犯罪学者の人間臭さがこの作品の鍵となるのですが、私の好みです。歪んだ精神と歪んだ人間性が好きですね。

充分シリーズものの探偵をはれるだけの才能と変態性を持っていると思います。

名探偵には変態性が必須だと思っているのですがいかがでしょうか?

ミステリとしては最初に感じたように、いろんなことを書こうとするが故のまわりくどさが気になりますが、このまわりくどさは霧舎氏のどの作品にも言えますでしょうか。

霧舎氏の作品は好き嫌いがはっきりと分かれてしまうでしょうね。

そういったまわりくどさを排除するべく「霧舎学園」シリーズがあるのでしょうが、最新刊の『九月~』は元々「あかずの扉」で使用するはずだったトリックを使っているため、すっかりまわりくどくなってしまっていたのが残念。

いや、私は霧舎氏好きなんですよ。

タイトルまで明かされている「あかずの扉」の最新刊を今か今かとかれこれ3年近く待ち望んでおりますから。

そういえば、この「名探偵」シリーズの最新刊が3月に発売というネタをどこかで読んだような気がするのですが、気のせいだったのかしら?文庫化の情報を間違って記憶しているという可能性を突如として思い付きました。

いまからチェックしにゆきます。

『名探偵はどこにいる』が発売の運びとなっております。レビューはこちらから。

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