『クリスマス緊急指令』 高田崇史
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クリスマス緊急指令~きよしこの夜、事件は起こる!~ (講談社ノベルス (タS-21)) 著者:高田 崇史 |
クリスマスには不思議なことが起こるもの
高田崇史が贈る、ノン・シリーズ短編集
本棚を漁っていた私の頭に、見事クリティカルヒットを喰らわしたのが本書『クリスマス緊急指令』。発売されたばかり本(去年の10月…だったかな?)なのですが「読んだ記憶が全く無い→ちょっと読んでみよう」と思ってしまったのが運の尽き。
あまりのつまらなさに記憶から抹消した本でした
あぁ、二度も時間の無駄遣いをする羽目になろうとは…“読む価値なし本棚”に入れておくのをすっかり忘れてしまった私が悪いんだけれども。
初出を見るに「メフィスト」誌上に掲載された作品の詰め合わせのようですが、「メフィスト」で小出し小出しに冗談のように読まされるならまだしも、こう大挙してやってこられると…惨敗です。
趣向として悪くない作品もあるやもしれませんが、それを遙かに上回る駄目作品たち。特に「迷人対怪探偵」なんて酷い。高田氏のやりたかったことはわかるのですが、それが空回りしているというか。同じ趣向の作品として東野圭吾氏の『名探偵の掟』を挙げることができると思うのですが、あれには充分すぎるほどのユーモアが詰め込まれているから成立する作品であって。ユーモアの欠片もない(あったとしても低俗すぎる)「迷人対怪探偵」で読者を楽しませることはできないと思う。少なくとも、私には苦痛でしか無かった。
たとえQEDシリーズが終わっても、それでも高田氏とのお付き合いは続けたいから…ノン・シリーズとは言えど、「メフィスト」とは言えど、きちんとした作品を世に送り出していただきたいものです。
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