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2017/10/08

『バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ』 藤木稟

奇跡調査官シリーズ第4弾。まさかのオチ。真面目に読んでいたら壁本ですが、第4弾まで読んできた読者なら余裕で楽しめると思います(褒めてる)

(ここからネタバレします)どんなに優秀な催眠術グループでも何年もの間、数百人もの人間に催眠術をかけて誰にもバレないというのはあり得ないと思うのですが、そこを突っ込むのは野暮というもの。そこをまるっと呑んだ上でこの作品をレビューするなら、平賀とロベルトが時間を盗まれている描写をもっと読者に提示しれくれたらミステリ度が上がって嬉しいですね。ヒントになりそうなのはロベルトのガブリエルくらいでしたので。もう少しあって良いと思います。

ロベルトは信仰心が薄い(本人談)ので奇跡認定に精神的な障害があるという件はとても良かったと思います。その障害を乗り越えるのが平賀の生還というのも筋道として受け入れやすかったですね。

第5弾はどんな荒唐無稽な物語なのか。今からとても楽しみです。

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