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2017/07/31

『バチカン奇跡調査官 黒の学院』 藤木稟

アニメがとてもミステリミステリしていたので読んでみました。藤木稟は18年ぶりくらいでしょうか。宗教という題材の割にはとても読みやすかったです。

奇跡調査官のタイトル通り、世界中から送られてくる奇跡申請の真偽を調査する物語。今回は処女受胎の奇跡を調査しに黒い噂のある学院に乗りこみます。そして起こる奇跡の数々と、連続殺人事件。これを如何に科学的に解明してくれるのか…!と期待は高まるばかりですが、調査官のふたりはあくまでも調査官であって探偵ではないので関係者の前で推理をドヤァとは披露してくれないのです。爽快感が欲しい。

○○○が絡んできた後半は少し散らかってしまった印象。奇跡の調査ひとつに短編ひとつくらいの方が読みやすいかも。スケールが大きすぎるとぽかーんとしてしまいます。

あとロベルトって活躍しましたっけ?古文書・暗号解析のスペシャリストとのことですが、今回は時間のない平賀のために古文書を読んでキーポイントを拾い上げただけのような。もっとロベルトじゃなきゃできない活躍をして欲しいです。表紙にもなっている次巻に期待。

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