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2017/06/22

『ノッキンオン・ロックドドア』 青崎有吾

不可能専門探偵と不可解専門探偵がタッグを組んだ探偵事務所「ノッキンオン・ロックドドア」が舞台の連作短編集。かなり変わった事務所名は、インターホンを設置せずノックの音でどんな人物(依頼人)がやってきたのかを推理することから名づけられました。運送業のおじさん可哀想。

作品はどれもさっくり読めますが、トリックに趣向が凝らしてあってなかなかにおもしろいです。一見して不可解事件かと思いきや、調べが進むにつれ不可能事件に様変わりするなど見事。個人的ベストはズッコケたくなる「ダイヤルWを廻せ!」でしょうか。推理ゲームから始まる「十円玉が少なすぎる」も好き。

倒理の首元に潜む過去の事件と因縁が気になりますが、それは年内に発売が決定している第2弾に期待ですね。

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