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2017/05/14

『札幌アンダーソング』 小路幸也

タイトルの通り、札幌を舞台にしたミステリ? と?を付けたのはいろいろと消化不良だからです。

(ここからネタバレします)結局のところ人に言えない性癖を持った者たちが集まる秘密クラブで事故死?があったため見せしめのために死体遺棄が行われた野菜事件と、春の挑発に乗る形で行われた3件の自殺教唆だと思うのですが、首謀者を罪に問えない(公にしても意味がない)とはなんという消化不良。半年間の営業停止=面目をつぶしたわけですが、その程度で良しとしたくない。シリーズが続いているようですが、組織との対決は続くのでしょうか。できれば壊滅にまで追い込んですっきりさせて欲しいです。特殊な性癖を持つ苦しみと、犯罪に手を染めることは別次元の話です。

春という天才の存在、その特殊能力についてはとても面白かったです。こうすると歴史とミステリがうまく絡むのかと感心しました。リアルな声なんですもの。ただ、私はキュウのようにさらりと春の存在に馴染むことはできないかな。どうにも怖いところがあります。家族の関係性とかね。犠牲という言葉が頭に浮かんできます。当人たちはそう思っていなくとも。

個人的には札幌駅の構造のおかしいところが気になります。あれは本当の話なのでしょうか。

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