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2016/09/22

『ダンガンロンパ十神 (中) 希望ヶ峰学園VS.絶望ハイスクール』 佐藤友哉

ダンガンロンパが好きで白夜さま推しなので読んでいますが正直キツイです。物語として絶望的につまらない上に、キャラクタのコレジャナイ感が半端ない。『ダンガンロンパ霧切』を期待して読むと絶望間違いなしです。

白夜さまが108人の兄弟を蹴落として十神財閥の御曹司となった「十神一族最大最悪の事件」が本作で描かれていますが、なぜこんな中途半端なミステリにしたのか。もっとガチな本格でやるか、駆け引きをメインにしたゲーム性の高い事件にはできなかったのか。できなかったんだろうな。白夜さまの凄さがまったく伝わってこないよ。凄さを書くつもりがないならカマセに徹して欲しい。

中編の展開がすべて「じゃじゃーん、実は○○だったのです」というオチで驚きもなにもないです。ラス前で白夜さまが仲間を信じている云々というシーンがあるのですが、あまりに唐突で薄っぺらく、まったく信憑性がありません。茶番か。

ラストではWHOの使者としてあるキャラクタが登場し白夜さまは拘束されますが、だからどうしたという感じでしょうか。やっぱり鏡家サーガキャラ含めてオリジナルキャラに興味がわきません。公式キャラじゃないとツマラナイ。ここまで読んだら(下)も読みますが、なんとなく白夜さまが解放され、なんとなく青インクが死に、なんとなく事件が収束して白夜さまが世界征服宣言をするのだろうなあと絶望的な予想をしておきますね。

表紙も(上)に比べればよかったですが、やっぱり小松崎絵で見たいです。

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