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2016/08/21

『慟哭』 貫井徳郎

十余年ぶりの再読。名作は色あせることなく、貫井作品個人的ベストの地位は揺るぎません。

読んだ本の内容を覚えていられない性質にも関わらず何冊か「衝撃が大きすぎて内容を忘れたいのに忘れられない本」があり、そのうちの1冊がこの『慟哭』です。大好きな作品。初読はただただ驚き、再読は仕掛けの巧さに舌を巻く。これが正しい楽しみ方です。

是非ともネタバレなしに読んでもらいたいのでレビューにも多くは書けません。『慟哭』というタイトルの相応しさと読んだ後の何とも言えない気持ち(名トリックに喝采を挙げたいが後味の悪すぎるラスト一行のMIX)を一人でも多くの人に味わってもらいたい名作です。

でも、一カ所だけ突っ込むことを許してもらえるなら(ネタバレします)不審者がいる、怖い、自宅を警備してって大騒ぎするくらいならお茶会とかしてないで歩いて2分のバス停まで子ども迎えに行けばいいのに…と思いました。

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