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2016/08/04

『シャーロック・ノートII 試験と古典と探偵殺し』 円居挽

『シャーロック・ノート 学園裁判と密室の謎』に続くシリーズ第2弾。前作より学園モノらしく、裁判パートも増し増しということでとても楽しく読みました。

このシリーズは九哭将(ナインテイラーズ)や十格官(デカロゴス)と言った中二病設定がたまらないわけですが、今回は九哭将の出番が多くて嬉しい。しかも大人(九哭将)と子ども(学生たち)の対比がうまく出来ていて、学園モノ=成長モノの図式も見事です。

さらに意外な人物が黒幕というミステリのお約束まで守ってくれていて言うことなしです。連作短編集の強みを存分に活かした作りですね。

と、ここまで手離しで褒めたので当然続きが読みたい!わけですが、第3弾はいつでしょうか。完全に続きものであちこち伏線だらけですが…とりあえず、今回出番の多かった学生5人(成、からん、暦、残、浅葱)で組んだチームが探偵登録第一号になるかもしれないなどと予想しておきましょうかね。

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