« 『惑星カロン』 初野晴 | トップページ | 『誰がロバート・プレンティスを殺したか』 »

2016/05/16

『池魚の殃 鬼籍通覧』 椹野道流

何年かぶりの鬼籍通覧シリーズ。いつもレビューで(親愛を込めて)法医学教室オカルトファイルなんて呼んでますが、今回はオカルトじゃないよ!

オカルトじゃないけど殺人事件も起こってないよ!

法医学のメスが事件を解決に導く展開が好きなのですが、今回も法医学関係ないところで事件解決してしまいましたね。ミイラを解剖する展開は新しかったですが。それでも犯人に辿り着こうとするなかに法医学的アプローチがあったので満足です。

伊月とミチルが拉致監禁されるシーンからのスタートは手に汗にぎりました。なぜ犯人はそのような事件を起こしたのか。犯人と、その目的を探るホワイダニットですが(ネタバレします)

事件起こす必要ありましたかね?

ミチルに直接問いかけて彼女の存在を思い出してもらうのではダメだったのでしょうか?手が込んでいるだけでなく、犯罪を犯す必要があったとは到底思えない。ミチルに彼女の追体験をしてもらって何になるんだろう。責めたいわけでないのなら尚更。犯人の行動意図がわからず四章は???でした。それまでが良かっただけに残念です。

レビューを振り返ってみたところ『亡羊の嘆』のレビューが飛んでいるので近々に再読したいと思います。なんだか辛口レビューになってしまいましたが大好きなシリーズなので。新刊も待っています。

|

« 『惑星カロン』 初野晴 | トップページ | 『誰がロバート・プレンティスを殺したか』 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/38084/65521470

この記事へのトラックバック一覧です: 『池魚の殃 鬼籍通覧』 椹野道流:

« 『惑星カロン』 初野晴 | トップページ | 『誰がロバート・プレンティスを殺したか』 »