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2016/04/28

『むかし僕が死んだ家』 東野圭吾

読み逃していた初期東野作品の名作。

幼少期の記憶をなくした女性が己の欠落を埋めるために謎の屋敷を訪れ、そこに封印された過去と記憶を取り戻すお話。屋敷のあちらこちらに散りばめられた日記や手紙をもとにゆっくりと真相に近づいていくそのさじ加減が絶妙。ふたりの登場人物とともに、昔この屋敷でなにが起こったのかを考え、同時に真相に到達できる。装飾された他殺体も暗号も名探偵も登場しないけれど、謎解きはできる。これぞ推理小説といった作品。とてもおもしろかった。

東野圭吾は比較的読んでいる方なのだけれど、こうして読み逃がした作品に名作が残っているととても得した気持ちになりますね。

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