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2016/04/03

『皇帝のかぎ煙草入れ』 ジョン・ディクスン・カー

電子書籍にて。訳者が宇野利泰なので私が読んだのは講談社文庫版でしょうか。

翻訳モノのなかでカーは断トツに読みやすいと思っております。本作も数時間で読了。もちろんおもしろいというのが一番の理由ですが。

大胆なトリックを打ち破るポイントが実にシンプルでスマートなのがいいですよね。そして(ネタバレします)それが読書前からずっと、堂々と読者の脳内に居座り続けているのがまたいい。なんと秀逸なタイトル。これがあるから、読者は鍵となる「かぎ煙草入れ」という言葉が出てきても、それを自然なこととして読み流しちゃうんですよね。素晴らしいです。

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