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2016/02/15

『猫丸先輩の推測』 倉知淳

ブログ開始前に読んだ名作の再読が今年の目標。本日は日常の謎モノの代表作『猫丸先輩の推測』です。

ノベルス版の発売が2002年。当時はまだ人が死ぬミステリが主流で、日常の謎モノは少なかったように記憶しております。今はもう逆転したと言っても過言にならないかな。

個人的ベストは何と言っても「失踪当時の肉球は」です。語り口が違うだけでああもハードボイルドになるとは。猫丸先輩の推測も好きです。むしろ、収録されている作品のなかでいちばん説得力というか真実味というか理論的であったと思います。ちくわにつられてヒノマルちゃんが見つかると良いけれど。

猫丸先輩がラジオで聞いたアイドルの傲慢にハッとさせられた「夜届く」も好き。あの観点で世を見ているからこそ猫丸先輩なのだと思わせる1作。

「カラスの動物園」の妄想劇場は読むのがキツかった。推測も正直微妙かなあ。そして、ねこまるたろうくんは売れないと思…ったけれど、某妖怪ゲームに似たような兄弟の人気キャラがいるので案外売れるのかもしれない()

猫丸先輩と言えば思い出さずにはおれない、唐沢なをきさんのイラストもいい。猫丸先輩の新作が読みたいものです。

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