« 『オルゴーリェンヌ』 北山猛邦 | トップページ | 『猫丸先輩の推測』 倉知淳 »

2016/02/13

『高原のフーダニット』 有栖川有栖

ドラマに触発されて長らく未読だった本作をついに。作家アリスシリーズは『怪しい店』『鍵の掛かった男』も未読です。

中編3作が収録されておりますが、「ミステリ夢十夜」は異色というかファンサービスと感じましたがいかがでしょう。火村とアリスとシリーズお馴染みのキャラクタたちが舞台上でコント(演劇)を繰り広げている脳内変換で読みました。火村はやるとなったら真面目に演技しそうですが、やるとなるまでに粘り強い交渉と駆け引きが必要…というかやりませんよねやっぱり。

残る2編は個人的に惹かれるところはなく。「オノコロ島ラプソディ」の嘘に関する部分はアンフェアというかバカミス一歩手前というか。個人的にはかなり微妙。「高原のフーダニット」もタイトルにまでなっているフーダニット部分が弱いというか(ここからネタバレします)女性だから○を持っていて当然という部分には同意しかねますね。身だしなみに気を使う女性だとしても、家から歩ける範囲をバードウォッチングするのに○を持っている可能性はそう高くないと女性だから思います。

とりあえず、野上刑事の株がぐんぐん上がった1作。

|

« 『オルゴーリェンヌ』 北山猛邦 | トップページ | 『猫丸先輩の推測』 倉知淳 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/38084/63922005

この記事へのトラックバック一覧です: 『高原のフーダニット』 有栖川有栖:

« 『オルゴーリェンヌ』 北山猛邦 | トップページ | 『猫丸先輩の推測』 倉知淳 »