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2016/01/28

『キングレオの冒険』 円居挽

城坂論語、再び

と思ったら、次から次へと知った名が登場してにやり。龍樹山風(落花の父親)が双龍会の龍師ではなく、JDCみたいな探偵公社の理事に納まっているという素晴らしい設定のルヴォワールのパラレルにしてシャーロックホームズへのオマージュ作品集。

とりあえず、論語が黒幕ってしっくりくるわぁ()

双龍会がなく、論語が生きることに飽き飽きしたら犯罪を唆すくらいはするでしょうよ。飽くまでも唆すってところが論語らしくてとても好きです。そして論語と対峙するのはキングレオこと天親獅子丸と天親大河。あら、知った苗字が出て来ましたね。あちらは寅と豹でしたが。

というわけで、ルヴォワールシリーズを読んでいた方が3倍くらい楽しめると思う本作。キングレオ単体ならば「なんたらの紐」が好み。「あれがかの○○○○外しだ」って、引用なのにネタバレだから伏字にしてみましたが、とにかくミステリ読みなら一度は遭遇してみたいシーン。書き下ろしの「悩虚堂の偏屈家」は双龍会を彷彿とさせる二転三転の斬り合いで大満足でした。論理も綺麗だったと思います。

とりあえず、他の面子にも登場してもらってシリーズ続編が読みたい。流とかこの世界観でもうまく生きていけそうに思うのだけれど、麻雀のシーンに出てきませんでしたね。一応論語が高校生の設定(過去)だからかしら。

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