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2015/11/24

『玄い女神』 篠田真由美

建築探偵シリーズ再読中。家にあったのはシリーズ完結記念の篠田女史蔵書プレゼント企画でいただいた1冊でした。2009年の日付が入っていたのでシリーズ完結からもう6年なのか。

10年前のインドで起こった殺人事件の謎を解くように昔の想い人に頼まれ、群馬山中のホテルまで出向いた桜井京介。そこで起こった新たな殺人事件。果たして過去と今、ふたつの事件の真相とは?という1冊ですが、この本の読みどころはそこじゃない。

事件の方は胸の陥没跡が出来た原因が微妙ですが納得です。メンバーが○をやってるのは至る所に描写されていますし。(ここからネタバレしてます)それよりもカリとナンディの秘密ですよ。伏線やあやしい記述がたくさんなので、看破するのは難しくないです。まあ、わかってて読んでもナンディはナンディなのでカリは見事な女優…そう、女優なのですよ。

ああ、京介の台詞を全部確認したい。

そう思わせてくれる本は大好きです。人称がほぼ蒼なので地の文で女優と書かれていてもOKですが(認識違いにより蒼がその時点でカリを女性だと思っていたら正しい文章)、京介がカリを女優と称していたらアウトですよね。でも、呼称としての女優はセーフだから…などと考えるのは本当にたのしい。

京介が少し蒼に冷たいような気がするし、蒼が京介に愛されてないと感じるなんて有り得ないことですが、それはシリーズ第2弾だからでしょうか。愛され蒼が大好きです。

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