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2015/10/24

『ラン迷宮』 二階堂黎人

7年ぶりの二階堂黎人作品。知らぬうちに蘭子シリーズの新刊が出ていました。そして、

蘭子に○○○がいて、黎人が○○していた…!

衝撃。どうやら1作読み落としている模様。『覇王の死』も読まねば。

本作に収録されているのは中編2作と短編1作の計3編。「泥具根博士の悪夢」なんて雪密室+四重密室×超能力が相手ですよ。胸躍りますね。でも、蘭子の解決はひどく現実的で驚きはないんですよね。それは「蘭の家の殺人」も同じ。どちらの作品も「うん、そうだと思ってたよ。それしか方法ないもんね」という感じで非常に物足りない。それだけフェアな作品だとも言えるのかもしれませんが。

(叙述トリックのような)驚きがない作品がダメだと言いたいわけではないのだけれど、その発想はなかった、なぜ思い付かなかったのかとは言わせてほしい。そんな我儘です。

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