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2015/10/16

『恋と禁忌の述語論理』 井上真偽

第51回メフィスト賞受賞作。

既に探偵が解決した事件を他の探偵が検証するという設定はとても良かったのだけれど、それを数式化し演算する必要はありましたか?無駄に難解にしているようにしか思えなかったのは私に数学の知識がないからでしょうか。そういえば、数学は国語の勉強ってコピペがありましたね。東工大でしたか。

レッスンⅢの○○○トリックは図解が素晴らしくて納得でしたが、レッスンⅡの論理的な解決(本作においては真の解決)は人物の動きがおかし過ぎて承服できません。それも○○○○のシュミレートだとすれば納得…できないかなあ。レッスンⅡにおいては素人探偵に軍配があがると未だに思っています。探偵のキャラクタが個人的な好みなのはもちろん差し引いて。

それにしても各レッスンに登場する探偵が魅力的…だと思ったのは私だけではないようで、井上真偽第2作『その可能性はすでに考えた』は青髪に深紅のチェスターコートの探偵が登場ですね。奇跡を追い求めるに至った過去の経緯がなかなかいいです。『その可能性は~』は各所で絶賛されているので今から読むのがたのしみです。

あ、硯さんが叔母ではなかった続きも読みたいかな。そのときは数式少なめでお願いしたいです。

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