« 『セーラー服とシャーロキエンヌ 穴井戸栄子の華麗なる事件簿』 古野まほろ | トップページ | 『Aではない君と』 薬丸岳 »

2015/07/25

『菩提樹荘の殺人』 有栖川有栖

表題作の中編を含む4作を収録した作家アリスシリーズ。<若さ>が共通のモチーフ。

個人的にはアリスも知らない学生時代の火村を描いた「探偵、青の時代」がベスト。火村が車の下を覗いた理由がまさしく火村でうまい。

あとがきで有栖川氏が「火村英生の語られぬ過去についても、今はまだ知らないが、いつか突然に知る瞬間がくるかもしれない」と語っているのだけれど、もうその瞬間は来たでしょうか。火村の過去が知りたくて読んでいる部分が結構(割合を書いてしまうと怒られそうなくらい)あるので、読めないかもしれないとか嘘。けれど、それが描かれたときは作家アリスシリーズが終わってしまうときなのか。学生アリスも終わりが見えているし…私が死ぬまでにどうかひとつ。

|

« 『セーラー服とシャーロキエンヌ 穴井戸栄子の華麗なる事件簿』 古野まほろ | トップページ | 『Aではない君と』 薬丸岳 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/38084/60892072

この記事へのトラックバック一覧です: 『菩提樹荘の殺人』 有栖川有栖:

« 『セーラー服とシャーロキエンヌ 穴井戸栄子の華麗なる事件簿』 古野まほろ | トップページ | 『Aではない君と』 薬丸岳 »