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2015/06/06

『異邦の騎士 改訂完全版』 島田荘司

既読作もあるものの、刊行順に読むことにしました御手洗潔シリーズ。

第4弾である『異邦の騎士』はファンの間でも人気の高い1冊。そして、御手洗潔の最初の事件なわけですが(ここからネタバレします)

記憶喪失の男が○○○ってのがすごい

シリーズ4作目でこういう趣向の作品を持ってくるサービス精神?が好きです。

あれ?○○○が出て来ないぞ?と思う読者が大半だと思うので、も記憶喪失の男が○○○だと察することはもちろん可能ですが、私は充分に驚かせていただきました。とりあえず、○○の死の原因(犯人)は○○○だと思うのですがそこは触れてはいけないポイントなのでしょうか。もちろん刺殺(出血死)なので警察の捜査は行われたと思うのですが、あの家族が○○○のことを警察に話すわけがないし、操られ、言わば心神喪失状態の○○○を罪に問えたかと言えば疑問ですが、そのまま迷宮入りってのも微妙ですね。そもそも○○○の心情的にすっきりしない(いつ警察がくるか時効までビクビクする状態)ような気がするのですが。

私は恋愛小説にはあまり興味がないのですが、そういったアプローチから本作を評価する方も多いようです。あとは改訂前の方が勢いがあったとかなかったとか。

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