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2015/05/07

『マスカレード・ホテル』 東野圭吾

死体とともに謎の数字が残された連続殺人事件。その暗号を解いた先にあったのは一流ホテル。警察は、そしてホテルスタッフはそこで第4の殺人を阻止することはできるのか?という1冊ですが、肝の部分は最近の東野ミステリ同様チープです。

犯人が誰か…はさておき(犯人の○○について言いたいことがないわけではないけれど)、事件の画と言いましょうか、4つの事件が別のものであることは読者なら一発で見抜けると思うんですよね。そもそも、第3の事件の犯人は自首ですからね。なにその置いてけ堀感。

いや、ホテルで起こる第4の事件がこの物語の肝であり、読ませたい部分だってのはわかります。むしろ、ホテルで起こるトラブルにスタッフたちがどう対応するかの部分がおもしろい。これだけで1冊書いて欲しいくらいですが、浅田次郎にありそう()

おもしろいです。ただし、ミステリ以外の部分が。初期の東野ミステリ好きにとっては悲しい感想なので、もっと骨太な作品をどうか。

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