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2014/12/27

『そして誰もいなくなる』 今邑彩

ミステリを成立させるために登場人物が配置される、所謂「人間が書けてない推理小説」ですが、まさに90年代といった感じで懐かしく読みました。

クリスティの『そして誰もいなくなった』を題材にした女子高生連続殺人事件。見立て通りに殺害されていく少女たち、このまま「誰もいなくな」ってしまうのか…が焦点かと思いきや唐突に始まる解決編。そしてどんでん返しに次ぐどんでん返し。

残念なことに意外性のあるどんでん返しではない(人物が書けてない=動機なにそれ美味しいの状態が原因か)のだけれど、そのサービス精神にブラボーです。

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