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2014/09/27

『シンクロニシティ』 川瀬七緒

『147ヘルツの警鐘』(文庫化の折に『法医昆虫学捜査官』に改題)に続く法医昆虫学捜査官シリーズの第2弾。

レンタルスペースで発見された撲殺死体。身元も殺害現場も死亡推定日時すらをも不明という苦しい状況を打破したのは「虫の知らせ」を読むことのできる法医昆虫学捜査官・赤堀。死体発見現場には存在し得ない虫の痕跡から殺害現場を見つけ出し、捜査を前進させた彼女が辿り着いた真実とは…?みたいなお話ですが、

今回もぶっ飛んでますね、赤堀!

次回作からはモンペも彼女のトレードマーク入りするかもしれませんね。だが、そこが良い。というか、物語がスムースに進み過ぎて意識に登らなかったわけですが、彼女が虫の知らせ…性モザイクのトンボの痕跡を見つけ出さなければ絶対にあの場所には辿り着けなかったわけで。赤堀の活躍ピークは序盤も序盤だったわけですが、伊達じゃないですね法医昆虫学捜査官。これはシリーズ第3弾にも期待。

岩楯と月縞のコンビもなかなか良かったです。なぜか岩楯が田中哲司で脳内再生されるのは仲間由紀恵との結婚が発表されたばかりだからでしょうか。でも、赤堀=仲間由紀恵って案外ありじゃないかと思ったり。

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2014/09/24

『鏡の城の美女』 石崎幸二

ペースは落ちてますが変わらずミステリ読んでます。横山秀夫の『64』とか今野敏の隠蔽捜査シリーズ最新刊とかちゃっかり読みました。おもしろかったです。

今日は石崎&ユリ&ミリアシリーズ最新刊を読みましたが、

まさかDNA関係ないだなんて…!

これがいちばんの驚き。DNA探偵シリーズなのにDNA関係なくて大丈夫なんでしょうか。

舞台は相変わらずの孤島。ステンレスでできた鏡の城、七つの扉の先で起こった密室殺人事件。なんというワクワクな舞台設定なんでしょう!と言いたいところですが、案外簡単に解けます。密室を構成する要素ががっちがち過ぎて、逆にこの方法しかないよねって言う。いや、悪くないんです。簡単なだけで。

犯人もね、行動があからさま過ぎて事件が起こる前から誰かわかっちゃったわけですが、本作の主題はフーダニットじゃないので良いとしましょう。

なにより、今回は石崎&ユリ&ミリアのくだらな…失礼、愉快なやりとりが適量です。石崎さんが斉藤さんに過度に因縁つけられることもなく、適量。シリーズ次回作もこのくらいの量にして欲しいものです。楽しい2時間でございました。

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