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2014/02/23

『ブルータスの心臓』 東野圭吾

1989年刊行の東野圭吾初期作品。

利害の一致した三人による、大阪→名古屋→東京の死体リレーが行われるはずだった夜。彼らの前に現れたのは共犯者Aの死体だった。果たして、Aを殺害した姿見えぬDとは何者なのか?なフーダニットもの。

とりあえず、タイトルの取って付けた感が半端ない。副題の「完全犯罪殺人リレー」が的確ですが、こちらはダサい。

フーダニットとしてはミスリードのために登場した仁科一家(専務と婿)が怪しすぎてミスリードとしての役割を果たせていないのが微妙。そして、本格ミステリとして書かれている割に真犯人Dに辿り着くまでのヒント(情報)が揃っていないのは残念かな。けれど、とてもよく練られた作品で、初期東野作品らしい一作。

それにしても2011年にドラマ化していたんですね。主演・藤原竜也…これはちょっと観てみたい。

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