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2014/02/01

『パダム・パダム Eの悲劇'80』 古野まほろ

『命に三つの鐘が鳴る』に続く悲劇シリーズ二条サイド、第二幕。うん、今回も良かった。悲劇シリーズに今のところ外れなし。

跳梁跋扈するシリアルキラー「眼喰鬼(アイ・イーター)」を逮捕すべく、警察署長として京都に赴任することとなった二条実房。着任早々、身内である警察官が四人目の犠牲者となり果て、面目を潰される形となった二条であるが、直ぐさま英国仕込みの臨床捜査心理学を駆使して眼喰鬼に迫る。果たして眼喰鬼の意外な正体とは?みたいなお話。

正直、最初の70ページ、京都に入城するまではツライ。古野ワールドにおける警察組織の在り方やルールを説明してくれているのだけれど…目がすべるすべる。けれど、ここをしっかり読めるかどうかが後の推理に納得出来るか否かの境目なので是非とも頑張っていただきたいところ。そして、京都に入ってからの加速感がたまらない。眼喰鬼の捕縛まであっという間でございました。

ところで、被害者の名付けについては先方に許可を取っているのでしょうか?にやにやが止まらない。

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