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2014/02/07

『ブレイズメス1990』 海堂尊

個人的に海堂作品のベストだと思っている『ブラックペアン1988』の続編、世良を中心に若かりし東城大を描いたシリーズ第2弾です。

今回、世良に与えられたミッションはモナコの地よりモンテカルロ・エトワール、天才外科医・天城雪彦を連れて帰ること。そして、世良によって桜宮に導かれし天城に与えられたミッションはこの地に心臓手術専門病院であるスリジエ・ハートセンターを設立すること。けれど、新施設設立の前には様々な問題(主に費用)が立ちはだかっており、天城はその問題をクリアにするために日本で初となる公開手術に踏み切ることを決める…なんてお話。

とにかく『極北クレイマー』ラストで極北の地に現れた世良の姿と本作の天城の姿が被る被る。世良の人格形成にめちゃくちゃ影響を与えたんだなあ…と思いますが、本作のラストがとにかく思わせぶりなのはどうしてでしょう。続編である『スリジエセンター1991』が気になって気になって仕方がないじゃない。

そして、小天狗こと我らが高階病院長(現職)が大人し過ぎるのでは?もっと減らず口…もとい、クイーンとしてナイトと激しいバトルを繰り広げて欲しかったかったです。これも『スリジエセンター1991』に期待…しても良いですよね?

理由はわかっているのだけれど、いま無性に『チーム・バチスタの栄光』を再読したいです。

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