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2013/12/05

『天空高事件 放課後探偵とサツジン連鎖』 椙本孝思

『魔神館事件 夏と少女とサツリク風景』に続く…シリーズタイトルは何だろう、とにかく第2弾。今回は学園モノです。

黒彦少年が思ったよりも普通に高校生していて驚いたのも束の間、次々と起こる殺人事件。果たして犯人は誰なのか。黒彦少年は探偵部の面々とともに事件の真相に挑む…というお話ですが、登場人物が少ない上にバタバタと死んでいくので、もう君しか犯人いないよね!という感じです。

とりあえず今回も真っ直ぐな推理は黒彦少年が、ちょっと捻った真相の方を犬神博士が担当。いや、今回は犬神博士の方も捻られてはいなかったな…だって君しか犯人たりえないもの。

となれば、興味は犬神博士の過去やハテナの正体の方に移るわけです。前作のレビューで「果たして彼女は本当に世界最高の知性…犬神の創ったロボットなのか。黒彦が彼女の鼓動を聴く描写がありましたが、だからってロボット説が否定されるわけじゃありませんからね」なんてことを書いたわけですが…うん、やっぱりロボットだね!だって、あんなところから突き落とされて(かつ、確実に死んだと思われるような有り様で)あんなに直ぐ復活できる人間なんていやしねえ。でも、三鳥さんとお風呂に入ったりもしてるんだよなあ…犬神博士の創ったものがお風呂如きで壊れるわけないと言われればその通りですけれど。

とりあえず、黒彦少年はハテナをぎゅっと抱きしめてやってください。きっと怖かったことでしょう。

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