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2013/11/15

『404 Not Found』 法条遥

とりあえず、

パラメータ上げるだけのお手軽恋愛シミュレーションを私はやりたい

と大きな声で。語り部の池上裕也がゲームの登場人物であることはそうそうに理解できるのだが(それを本人が認めるまでに相当のページが費やされるのは面倒だった)果たしてそれが『ときメモ』的恋愛シュミレーションなのか、『かまいたちの夜』的サウンドノベルなのか。いや、冒頭いきなり池上が自殺している以上、『ときメモ』ってことはないので冒頭のシャウト。

もう少しネタバレをするならば、脇役は物語を物語として筋立って認識することはできず、主人公にとって必要なときに、必要なシーンにだけ登場すれば良いわけで、果たしてその間、出番と出番の間は彼らは世界のどこにいるのか、何をしているのかを垣間見る…というか、体験する一冊。不規則で不可解な世界(読書)はなかなかに不愉快なものです。

だから私たち読者は池上裕也が登場したゲームの題名も知らず、そのメインストーリーも知らず、いくつエンディングがあるのかも知らないのだけれど。とりあえずそのゲームをやってみたいと私は思わなかったので、あまり本作を楽しめなかったのかもしれない。だってパラメータ上げ(ry

なぜ「死」がリーディングシュタイナーの鍵になるのか、それを明らかにするストーリーが有ったら良かったの…か?でもそれは蛇足なのだろうね。

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