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2013/10/13

『燔祭の丘』 篠田真由美

建築探偵シリーズを初めて読んだのは高校生のときで、『原罪の庭』で号泣してからもう何年経ったのか数えるのも面倒なほど。そんな長いお付き合いも本作で最後、シリーズ完結です。

建築探偵は2部に入ってからかなり露骨に伏線を残していたけれど、それがどんなに露骨でも月日とともに色あせていくのは避けられないわけで、

回収された伏線がどこでどう張られたものなのか、むしろそんな伏線あったっけ?状態だったのはもう仕方のないことだと思うの

記録によると前作『黒影の館』の読了が2009年1月なので、すでに4年以上前。いや、本作の発売は2011年1月で、そこから2年以上も放置していた私が悪いのだけれども。これで最後、終わってしまうと思ったら読めないのが人情。RPGもラストダンジョン残してレベルアップしているうちに他のゲーム始めちゃうとかあるあるじゃないですか。そのため、伏線に関しては差し出されるまま鵜呑みにして「へぇ、そういうことだったのかー(棒」と読み進めた本作。想像以上に大団円でした。

いろいろ突っ込みたいところはあるのよ。主に神代先生とか神代先生とか神代先生とか。けれどそれは胸に閉まって。本作がミステリでないってところも(ニコライとは誰なのか、だけが唯一の謎だったかもしれないけれど、少し考えれば誰でもわかることなのでやっぱり謎でもなんでもない)忘れましょう。そして、

深春と綾乃のことは一体どういうことなの。

とりあえず、自分を含めたこれまでシリーズを読んできた全ての人にお疲れ様、な一冊。そして、桜井京介returns…だと…?ということで、『さくらゆき』も急いで読みたいものです。あと、香澄と翳のこれからも読みたい。けれどやっぱり今は、

『原罪の庭』をもう一度読みたい。『原罪の庭』サイコー!!!

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