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2013/08/30

『ストロベリーナイト』 誉田哲也

もちろん映画もドラマも観ておりません。が、菊田に西島秀俊さんってのは良いですね。そんな『ストロベリーナイト』を本日読了しました。

とりあえず、出てくる登場人物みんなに苛々しましたね(笑)主人公、ノンキャリながら27歳で警部補となった姫川玲子にもまったく共感できず、前半はページを捲る手が結構重かったです。後半、チラッチラッがうざかった玲子の過去が明らかになり、描写が事件中心になったところでようやくおもしろいと思えたかな。うん、私は玲子があまり好きではないらしい。女性受けしそうにないキャラクタだけれど、男性受けはするのだろうか?

事件に関しては良くも悪くも警察小説って感じで、推理小説ではないですね。犯人に至る手掛かりはほぼ皆無、あるのは玲子のひらめきとお金で買った情報(真相)だけ。では警察小説としてどうなのか…ってのが問題になるわけですが、玲子が如何にして男社会を切った張ったで潜りぬけていくか、キャラ小説一歩手前なので警察小説としても微妙。佐田刑事で組織としての力云々をやった割には、組織として機能してないじゃないですか、もう。

って、なぜか毒吐いてますがおもしろく読みましたとも。シリーズ続編も読みたい。

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