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2013/07/25

『推理小説』 秦建日子

ドラマ「アンフェア」の原作。何故かドラマを最終回だけ観ていたため「犯人はこいつでしょ?」の思い込みがあり、良い意味で裏切られることに。ドラマ版の犯人より絶対に小説版の犯人の方が良いよ。推理小説をフェアを良しとする知識ゲームとするならば絶対。

警察そして出版各社に送られてきた「推理小説」と名付けられた犯罪記録 兼 犯罪予告。果たしてこの小説を書いたのは誰なのか。二年前に姿を消した小説家志望の大学生が犯人なのか?もし犯人が彼ではないのなら、誰がこの絵を描いているのか…とまぁ、魅力的な謎ですこと。

犯人の目指したもの、思考に関してはミステリ好きであればあるほど理解できるのではないでしょうか?ただ、リアルであること=おもしろいものという思考だけは私は理解できないかな。リアルでなくてもおもしろいものはたくさんあると思う。

破天荒な雪平夏見、彼女の活躍をまた読みたいと思わせるに充分な一冊でございました。

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