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2013/07/18

『アマルフィ』 真保裕一

映像化されたものは観ておらず、黒田康作はティザーからイメージしていたものよりずっと人間味のある外交官でした。

イタリアで起こった邦人少女の誘拐劇がどんでもないスケールアップを果たしていく様にぽかーんとなってしまいましたが、これこそ正統派のエンタメだろうと思います。そう、エンタメ小説なんですよね。推理小説ではないと思う。犯人は誰かを推理するよりは、物語をそのまま…例えば銃撃戦といったアクションや黒田の格好良さを楽しむための小説。うん、やっぱり映像向きだ。というか、もともと映画の話が先にあって、真保氏がノベライズしたんでしたっけ。

少女の父親の話がどこで絡んでくるのかなあ?とか、香苗がいきなり優秀な外交官になっていて吃驚とか、いろいろ突っ込みたいところはありますが、映画を観て、アマルフィの海の美しさを観てみたくなるという点では充分に役目を果たす1冊だと思います。

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