« 『初恋ソムリエ』 初野晴 | トップページ | 『キングを探せ』 法月綸太郎 »

2013/03/09

『ゆず、香る』 有川浩


本作は何年か前にドラッグストアで購入したもので、30ページほどの文庫本と入浴剤がセットになった企画商品。有川浩の他に森見とかあさのあつこもラインナップされていたのだけど、第2弾にお目にかかれなかったことを考えると売れなかったのだろう。コンセプトは悪くないと思うのだけれど、期待に沿ってお風呂で読んだ人は果たしてどれくらいいるのかっていうね。ちなみに私は炬燵。

描かれるはゆずのように甘酸っぱい恋物語。有川氏の本領発揮というところですが、なんせ30ページと薄いのでちょっと物足りないかも。でも、なぜか、炬燵で読んだのに鼻腔にはゆずの清々しい香りが届いたのだから不思議。昨日読んだばかりの初野晴『初恋ソムリエ』じゃないですが、記憶を呼び起こすのに香りが重要なファクターになることを思うと、今後ゆずの香りを嗅いだときにはこの作品のことを思い出すのかもしれません。

作中の彼女がこれから、ゆずの香りを嗅ぐたびに故郷だけじゃなく…彼のことも思い出してはしあわせな気持ちになるように。

|

« 『初恋ソムリエ』 初野晴 | トップページ | 『キングを探せ』 法月綸太郎 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/38084/50652547

この記事へのトラックバック一覧です: 『ゆず、香る』 有川浩:

« 『初恋ソムリエ』 初野晴 | トップページ | 『キングを探せ』 法月綸太郎 »