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2013/03/27

『一月は合格祈願×恋愛成就=日常の謎』 霧舎巧

書店で「まさか未だ続いていたとは…」と呟いてしまった私立霧舎学園ミステリ白書、今月の主題は「日常の謎」です。

が、私は「いつ日常の謎が提示されるんだろう」と思っていたんですよね、最後まで。そして、あとがきで各章に小さな日常の謎を潜ませた連作短編集を気取っているみたいなことが書かれていて吃驚。どこに謎があったのだろう…各章でひとつずつ謎が提示されていたということは8つの謎があったってこと?嘘だろ?とまあ、割と本気で思いましたとも。

言われてみれば確かにお賽銭が消えたりといった事件はあったかもしれませんが、探偵が「推理する」という場面がなかったように思うんですよね。観察者(キャラクタ)が状況を確認しただけでなにが起こったのかは明白じゃないですか。どこに謎があったというのか。

キャラクタと言えば大団円に向けて新キャラ(高天原マヤ)が登場しましたが、これまで登場した既存キャラだけでもう誰が誰だか状態なのでお腹いっぱいです。これが毎月発売の大河ノベルだったなら多少登場キャラクタが多くても許されたのかもしれませんが…四月が出たのは何年前だっけ?そして三月はいつ出るのかな…あまり期待しないでいようと思います。そうすれば傑作に出逢えるかもしれないからね!

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