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2013/03/24

『さよならドビュッシー』 中山七里

タイトルがあまりに綺麗でずっと気になっていた第8回このミス大賞受賞作『さよならドビュッシー』。音楽とミステリと、どちらかがお座なりになってるんじゃないかなんて心配は杞憂、しっかり両立…ってか、まさかの○○トリック。

ピアニストを目指す女子高生がある夜、巻き込まれた火事。祖父と従姉妹、皮膚と声を失った彼女に残ったものはピアノへの情熱だけだった。天才ピアニスト・岬洋介とともにコンクール優勝を目指す彼女の周りで起こる不可思議な事件はいつしか殺人に発展。果たして犯人は誰?その狙いとは?

みたいな一冊ですが、もちろん読了後に気になる箇所のいくつかを確認させていただきましたとも。若干アンフェアに感じる箇所もありましたが(肝心の○○○○入れ替えに必然性がない。箸が転がっても笑える若さだと言われればそれまでだけれども)基本的に嘘は書かれてないので最終判定はフェア。読了後にようやく気付いた「そうか、一人称だったんだ」が全てを物語っているでしょうか。ヒントは存分、とりあえず、遥の音楽知識があまりに乏しいと感じた違和感からもう少し考察してみれば良かったと後悔。

どうやら本作は岬洋介シリーズとしてシリーズ化されているようなので、そちらも読んでみたい。タイトルは相変わらず秀逸ですね。そして、映画化もされているとか…橋本愛ちゃん好きなのでこちらも観てみたいです。

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