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2013/03/20

『鬼談百景』 小野不由美

百景と言いつつも収録されているのは九十九の怪物語。どうやら『残穢』と合わせて百物語が完成する趣向になっている様子。百物語はきちんと終わらせないと良くないことが起こるんだったような…と思いながら、読書中もあまり怖いと思えなかったのは一編一編が短い所為か。描かれているその先、恐怖に辿り着くのに想像力が必要になるんですよね。私、想像力が皆無で良かった。

九十九の物語、読んではすぐに忘れたものの方が多いわけですが、個人的に「軍服」と「たぶん五匹」が好きかな。どちらの作品も怪奇話に若干のユーモア…物語的おもしろさを足した印象。どんなに短い作品であっても、物語として読ませる工夫があるものに惹かれます。

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