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2013/03/29

『第四の男』 石崎幸二

孤島DNA探偵シリーズと呼ぶに相応しい一冊。ここまでDNAネタを引っ張るのはネタ不足なのか故意なのか半信半疑でしたが、さすがに確信しましたとも。ネタ不足ですね(キリッ

というユリ&ミリアのようなボケはさておいて、今回も孤島&DNAネタなわけですが謎解きとしては小粒ながらもよくまとまっていて、伏線も綺麗に回収され気持ちの良い読了でした。予定調和といえば予定調和なんですが、よく練られたミステリほど大団円に向かってご都合主義的に進んでいくものです。

警察に送られてきた脅迫状の謎、お馬鹿な犯人の狙いも見事(納得のいくもの)でしたし、第四の男が誰なのか…それもうまく描写してありましたしね。文句を付けるとするならば「孤島に渡る必要はあったのか」ってところですが、石崎に対する優しさ、サービスだと言うならば及第点でしょうか。

もう少しボリュームのある形で読んでも良かったかなあと思えるほどうまくまとまった、綺麗なミステリでした。孤島DNA探偵シリーズをここまで褒めるのは我ながら珍しい(笑)

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