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2013/02/10

『謎解きはディナーのあとで』 東川篤哉

いまさら感漂ってますがいまさら読みました。ベストセラーと呼んで差し障りないでしょう『謎解きはディナーのあとで』。

ドラマは観ていたのですが…尺を延ばす為に追加された要素がことごとく要らないものであったと原作を読んで改めて思いましたとも。本作の魅力は執事・影山の毒舌(謎を前にして興奮→つい地が出ちゃうってことでよろしいか?)と安楽椅子探偵っぷりだと思うのですが、ドラマは後者の良さを完全に放棄しちゃってましたよね。現場に足を運んで捜査(推理)してたら、それもう普通のミステリと変わらないじゃんっていう。

安楽椅子モノの良いところ(であり悪いところ)は謎が至ってシンプルなところ。収録されている事件は六つですが、どれもシンプルでスマートでした。ありがちな論理の飛躍もメタもほぼ気になりませんでしたし。消去法が容易なように登場人物が少ないのはご愛敬ってことで。

続編も出ている本シリーズですが、影山と麗子のラブ展開ってのはやっぱり用意されているんでしょうかね?この作品に限ってはあくまでもお嬢様と執事なふたりが良いなあと個人的には思います。

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