« 『乱反射』 貫井徳郎 | トップページ | 『命に三つの鐘が鳴る』 古野まほろ »

2013/02/24

『記録の中の殺人』 石崎幸二

このシリーズをこれからは「DNA探偵シリーズ」と呼ぼう、そう決意したDNA探偵シリーズ第7弾『記録の中の殺人』にはまたもやDNAが事件のもろもろに絡んでいます(ネタバレ)

女子高生ばかりを狙うシリアルキラー・ミキサーをプロファイリングで追う…しかも本土(学園)で!というこれまでのシリーズとは一線を画した作品かと思いきや、

なぜ孤島に渡る\(^o^)/

もちろん連続殺人事件に巻き込まれますよ。まぁ、ノリはいつもの軽ーい感じですが。それよりもちょくちょく挟まる斉藤刑事パート(シリアルキラーを追う警察サイド)の方が魅力的かな。そしてそのふたつの物語は最後にひとつになるわけですが…え?なんでミキサーにここに現れるわけ?と思いましたよ、正直。物語としてそうなるだろうなあとは思いましたが、実際にそうなったときの説明(なぜミキサーがあの場所に現れたか、その動機)がまったく釈然としないというか私には理解できませんでした。それがシリアルキラーの思考回路だから理解できないとかじゃなくてね。それを説明してくれたのもほんの数行、しかも斉藤刑事の推測だし。

前半のプロファイリングのあたりがとても良かっただけに、孤島で起こった事件(推理ゲームの部分も含めて)残念な感じ。そろそろ孤島に行くのも止めれば良いのに…なんてシリーズの骨子を揺るがすような提案をしてみたくなります。

|

« 『乱反射』 貫井徳郎 | トップページ | 『命に三つの鐘が鳴る』 古野まほろ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/38084/49624824

この記事へのトラックバック一覧です: 『記録の中の殺人』 石崎幸二:

« 『乱反射』 貫井徳郎 | トップページ | 『命に三つの鐘が鳴る』 古野まほろ »