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『背の眼』『骸の爪』に続く真備シリーズの短編集。道尾唯一のシリーズものだと思うのですが、しばらく続きが出ていないのが残念です。真備が妻に会える日は来るのか、真備が妻への想いを忘れる…ことは生涯ないにしても、どんな形で終わらせるのか。それを読む日が来ることを願っております。
本短編集では「流れ星のつくり方」が秀逸です。ミステリとしてもその描き方としても秀逸。凛のつくった流れ星に祈る彼の願いが叶う日が来ますように。
2012/03/20 ■道尾秀介, 書籍・雑誌 | 固定リンク
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