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2009/03/17

『天使はうまく踊れない』 若木未生

天使はうまく踊れない―ハイスクール・オーラバスター (集英社文庫―コバルトシリーズ) Book 天使はうまく踊れない―ハイスクール・オーラバスター (集英社文庫―コバルトシリーズ)

著者:若木 未生
販売元:集英社
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未知との遭遇

未知との邂逅

未知なる力を発揮せよ

まさかアフィリが表示できるとはっ!?メフィスト賞受賞作でさえ軒並み非表示なのに…どんだけ人気無いんだミステリ。

というわけで、中学生に戻った気分で(まさかの二桁)再読してみましたハイスクールオーラバスター。契機は仙台旅行…もう歩けないしんどい、と弱音を吐いた我々の前にそびえ立った漫画喫茶。そこで杜真琴さんの漫画版を発見したものですから。しかし、漫画版は何度読んでも諒と希沙良の区別が付かない…合掌。

そんなわけで1時間ほどで読めてしまった『天使はうまく踊れない』が本日のレビュー。『天冥の剣』あたりで読むのを止めてしまったので、高河ゆん版は一度も読んだこと無い。そんな俄ファンですので、空の者vs妖の者がどうなったのかは知らず…というか完結していないんですよね?

とりあえず簡単に解説すると、空の者と妖の者が戦うティーンズ向けのファンタジー小説です。アフィリで丸判りだと思いますが。でも、設定や人物像がきちんとしていて深みもあって、侮れないと思うんです。ティーンズ小説だから、と切り捨ててしまうのは勿体無い。ライトノベルくらい許容されても良いのでは無いかと…十二国記だってもともとはティーンズ小説ですし!!コバルト・ノベル大賞の選考委員には北方謙三先生のお名前もありますし(笑)

って、いつものことですが全く本作のレビューになっておらず申し訳。本作は主人公たる亮介と術者一行との出逢い、そして世界観の説明に終始しておりますので、事件自体は重くなく。むしろ学ランからのぞく先輩の赤いTシャツに時代を感じました。1989年だもんなぁ。このシリーズは基本的に亮介の成長を描く物語ですが、実は亮介だけが足りないんじゃなくて、皆なんらかの傷を負っていて。それをベッタベタに寄り添いあって舐め合うのではなく、基本的には無関心を装いながら癒し合っていく様が好きです。亮介も知らないうちに諒の傷を治してあげたようですし。

よし、とりあえず出版されている分まで読んでみますかオーラバ!

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コメント

おはようございます♪
このシリーズ、学生の頃から読んでいて大好きです。なかなか終わらないし、新刊出ないし、いつのまにか版元変わってるし、惰性で読んでいるような気がしないでもないですが、それでも世界観が面白いですよね。高河ゆん版は忍様がありえないくらい美しいです。

投稿: ソラチ | 2009/03/22 07:41

☆ソラチさん☆
冴子さんのふんわりパーマに憧れた中学生の私。もう冴子さんどころか忍様さえ追い越してしまったみたいです(泣)
たまには学生時代を思い出して、おどろおどろしいミステリの世界からも飛び出して、ファンタジーを読むのも良いなと改めて思いました。今は読み易すぎて1時間くらいで読めちゃいますが、昔はもう少し時間掛かってたことを思い出します。自分の理解度が上がったのか、雰囲気で読む(悪い)癖が付いてしまったのか。自分が変わったことをなんとなく感じさせる懐かしい再読の時間です。

投稿: まじょ→ソラチさん | 2009/03/22 21:51

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