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2009/03/29

『銀河不動産の超越』 森博嗣

銀河不動産の超越 Book 銀河不動産の超越

著者:森 博嗣
販売元:文藝春秋
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この銀河不動産という会社はどんなところですか?

うちの大学から行くようなところではない

悪いことは言わない、ここだけはやめておけ

森博嗣引退カウントダウンは15ですが、地味にまだ読めていない作品は15以上あって。そんな読めていなかった(というか、あまり話題にならなかったので出版されたこともよう知らなかった)1作が『銀河不動産の超越』です。

帯の「“省エネ青年”の運命がある日、一変!」を確認し、あら?小市民に続き古典部新作?と思ったのは内緒。でも、森博嗣版古典部は省エネをモットーとしておきながら厄介事についつい首を突っ込んでしまう…こともなく、本当に省エネでした。奇人変人を寄せ付ける力はお持ちのようですが。

個人的には「銀河不動産の忌避」のサブワーキングの件が好きです。議長選出とか素晴らしいセンス。森博嗣引退が急に寂しくなる瞬間。でも、やっぱり登美子さんと結婚とか子作りとか強引過ぎると思うんだ。あの部屋に奇人変人が一時的に集まるのはわかる、でも登美子さんの一件は次元が違うと思うんだ。

というわけで、森博嗣的素敵センテンスを愉しむ1冊で、内容を吟味して愉しむ1冊ではないでしょう。往年の森ファンならきっと愉しめる、でも本作から森博嗣に入る人には向かない「えっ?これってジョーク?」状態かも。

ミニチュアの件は…うん、そういうこともあるかもね。

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