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2009/03/24

『心霊探偵八雲2 魂をつなぐもの』 神永学

心霊探偵八雲2  魂をつなぐもの (角川文庫) Book 心霊探偵八雲2 魂をつなぐもの (角川文庫)

著者:神永 学
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連続少女誘拐殺人事件発生

被害者の少女が発見された川辺で

聞こえる声、足を掴み引き擦り込む手

出先で3巻まで一気読みしましたので(3巻も読める時間があったなら、どうしてもっとたくさんの本か厚い本を持ち出さなかったのか阿呆)今日もレビューは「心霊探偵八雲シリーズ」です。

1巻と同様に短編が来るのかと思っていたらまさかの長編。なんとなく心霊探偵ってワントリックのイメージがあって、長編大丈夫?とか思っていたのですが…ごめんなさい全然いけました失礼致しました。そうはいっても、2章でこの事件は一旦終わりを迎えたんですよ。事件が続いて驚いたのは登場人物だけではない私も驚かせていただきました。短編だと思わせといて実は長編トリックってやつ?

探偵役・八雲は間違えたわけではない。確かに真相は掴んだし、犯人も指摘した…それが一部に過ぎなかっただけで。ただ、そこから真相までは一本道でしたよね、捻りは特に無く。あったのは…後味の悪さのみ。

娘を復活させるために生贄を川に沈める。冷静な頭で考えたら、生贄に娘の命が宿ったとして…再度娘が溺れてしまうことくらいわかりそうなものなのに。既に破綻した復活計画。それに気付かないのは…犯人がもう正常ではない証。そもそも死者が生き還ることなんて有り得ないのに。犯人は人よりも死に携わる機会が多かったはずなのに。どうして自分にだけ奇跡が起こるだなんて思ってしまったのだろう。

それを思わせたのが両目の赤い男=八雲の父親なのでしょうけれど。その目的は?単行本最新巻ではそのあたり明かされているのでしょうか?気になります。

ところで、晴香を助けた八雲はやっぱり格好良すぎると思う。罪。

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