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2009/02/14

『千里眼 完全版』 松岡圭祐

千里眼 完全版―クラシックシリーズ〈1〉 (角川文庫) Book 千里眼 完全版―クラシックシリーズ〈1〉 (角川文庫)

著者:松岡 圭祐
販売元:角川書店
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あらゆる宗教を支配下に置き、国教となることを目指す

無差別テロ集団のテロ行為に立ち向かうは

ひとりの…女性臨床心理士

恥ずかしくて云えなかった「千里眼シリーズを読んだこと無い」をようやくカミングアウトできたので、おおっぴらに「千里眼シリーズ」に手を出せます。興味はあったが知識はないので、「千里眼シリーズ」がどんなジャンルに分類されるかも知らなかったのですが(なんとなくオカルトめいたバイオレンス小説だと思っていた)、まさかの自衛隊アクション小説とは!?これは嬉しい誤算。

今回、私が購入したのは「クラシックシリーズ」と銘打たれた大幅改稿版なのですが、このクラシック(旧)シリーズと新シリーズにはどんな違いがあるのでしょうか?どれから読んでも大丈夫!みたいなことが書いてあるのでクラシックシリーズを順々に→読了後新シリーズへと移行してゆこうと思っているのですが…もしベストな読み方があるのならご教授ください。

さて、「千里眼シリーズ」の主人公・岬美由紀。興味だけはあったので、実写化イメージキャラに釈お酌が選ばれたことだけは知っていて。だからなのか無意識かもしれないけれど、岬美由紀を脳内で追いかけるときは(私は物語を脳内で映像化して読むので、詳細や伏線を覚えられないトリアタマなんです)釈お酌の姿に自動変換されておりました。でも、ぴったりだったと思う。

まぁ、ドラグシュートの原理(どんな原理なのかは知らない)でF15からジャンボジェットに飛び移ることが可能かどうかは別として。人間技ではないですね、蘭姉ちゃん(by コナソ)かと思いました。でも、臨床心理士としての岬美由紀よりも、二等空尉としての岬美由紀の方が魅力的だったし無理を感じなかった。人のコンマ何秒の表情の変化を見つけて、そこから心理を見透かして…愉しい?確かに、彼女のカウンセリングで救われた子がいたけれど。でも、二等空尉としてパイロットとして救った彼女たちの命の方が、岬美由紀に充実感を与えたような気がします。個人的見解ですけれど。

なので、これからも毎話毎話自衛隊が絡んでくれると良いな、と思った「千里眼シリーズ」。まぁ、自衛隊サイドにしてみれば毎話毎話F15撃ち落されてたら堪らないんですけれど。でも、パトリオットの活躍も見てみたい気がする。

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