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2009/02/11

『エナメルを塗った魂の比重 鏡稜子ときせかえ密室』 佐藤友哉

エナメルを塗った魂の比重<鏡稜子ときせかえ密室> (講談社文庫) Book エナメルを塗った魂の比重<鏡稜子ときせかえ密室> (講談社文庫)

著者:佐藤 友哉
販売元:講談社
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コスプレする少女

カニバリズムの少女

ドッペルゲンガーに遭った少女

『フリッカー式』に続く、鏡家サーガ第2弾『エナメルを塗った魂の比重』が本日のメニュー。本作の主人公は予言者にして突き刺しジャック、鏡一家の次女・鏡稜子です。

舞台は稜子の高校生時代に遡り。鷹乃羽高校二年B組に所属する異質な少女たち。カニバリズム、コスプレ、虐められっ子、女王様…そして鏡稜子。それぞれの少女たちが、それぞれの視線で、それぞれの生の為に、それぞれの物語を進めていたはずだったのに。まさかの世界崩壊。

まさかの前作からのネタ引っ張り。このサーガ(シリーズ)とは云っても別の設定で別の舞台で別の演技を演じてくれるものと思っていたのに。根幹は同じ、根源は同じ、すべては件の所為。

カニバリズムの描写とか虐めの描写とか、「これ読まなきゃ駄目なんだろうか?」と思わせる箇所も多くって。それが後々重要なファクターとなるのならまだしも…ほぼユヤタンの趣味ではなかろうか「やっぱり読まなくても支障なかったね」状態。

ただ、王田さんの職業は良かった。なぜ依頼者は彼女が浦野宏美に成り代わることを死の時点で知っていたのか(だって、宏美の写真がメールに添付されてきたのよね?)が謎だけれども。あれ?もしかして件?

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