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2008/10/30

『白兎が歌った蜃気楼』 高里椎奈

白兎が歌った蜃気楼(薬屋探偵妖綺談) (講談社文庫 た 95-6) Book 白兎が歌った蜃気楼(薬屋探偵妖綺談) (講談社文庫 た 95-6)

著者:高里 椎奈
販売元:講談社
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少女の焼死体が口火となり

積み重ねられる死体死体死体

一家が潰えたとき、秋が解き明かす真相とは?

うーん、死にすぎ?

あまりに事件(死体)が増えるとドン引きする罠。前半なかなか面白いと思ったのですが、事件(死体)の数のわりにまったく進まない推理に飽き飽き。

サブ(?)ストーリーとして三次&つるちゃんが出てきたときにはどうしようかと思いました。メインストーリー全然解決してないのに、サブでさらにお茶を濁すつもりかっ!?と。それでもまぁ、サブの解決がメインの解決に若干貢献しますが…若干ですよね。別の方法でサブネタ絡めて欲しかった。

なによりもラストに蛇足感が。○○がなかなか良いキャラクタだったのに、とかそういう次元じゃなく。たしかに○○がそんなにいい加減な人間には思えなかったけれども…そんな伏線なかったじゃない!?

そもそも○○が本当は○○じゃないってのに閉口。んじゃ、こんな事件起こらなかったのでは?○○が○○ならすべてを計画して契機なる事件を起こした…という説に頷くこともできようが。偶然とか曖昧なものに頼りすぎ、奇跡的な確率で成立した綱渡り、そんな印象しか持てなかった本作の事件。

収穫といえば、総和と「はじめまして」リベザル、秋の過去(=水夏)くらいでしょうか?あとは座木のバレンタインね。

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