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2008/09/09

『闇の聖杯、光の剣』 篠田真由美

闇の聖杯、光の剣 闇の聖杯、光の剣

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広大な敷地 鬱蒼とした森に囲まれた旧ブロック

学園に伝わる七不思議が

その秘密を解き明かす鍵となる

通勤本に2度に亘って読了を阻まれた篠田真由美女史の御本というのが、本作『闇の聖杯、光の剣』でございます。一度読み始めた作品を投げ出す(他の作品を優先する)という行為がどんなときに行われるのかと考えていただければ…この作品の出来がわかろうかと。

本作は『王国は星空の下』の続編にあたりまして…北斗学園七不思議シリーズの②作目です。

やっぱり⑦までやるんだろうか?

というのが、私の最大の関心事です。『王国は星空の下』レビューで「このキャラクタ(語り手としてのオレ=アキ)で、読者の興味を引っ張るのは難しいと思います」と書いた私ですが…主人公チェンジは行われなかった模様。今回も主人公(アキ)は頭悪すぎます。

しかも、今回は頭悪すぎ主人公を置いてけ堀にする記述も多くって。主にナチやヒトラーについて語った部分なんですが。主人公、空気。置いてくくらいなら主人公代えるか、作品にそういう雰囲気を持ち込まなければ良いのに。

前作のレビューでも書きましたが、主人公の幼き思考回路と問題の大きさがマッチしていないんですよね。チグハグな印象が読者まで置いてけ堀。だって、

学園の七不思議追っかけた結果、銃を突きつけられる中学生って!?

ないないない、絶対ない。学園の七不思議系物語で主人公が陥るピンチって、せいぜい体育倉庫に閉じ込められるくらいでしょう?なんかもう、ぶっとんでるんだよなぁ作品が。

でも、いま説明したような物語以外のところで愉しんでください…と言い切ることも難しい作品。しかも、「○○については前作に詳しく書いてあるから、そっちを読んでくれよな!」みたいな記述も多くって閉口。おいおいおい、そこが作者の腕の見せ所でしょう?宣伝か??

そういえば、本作に闇の聖杯は出てきた気がするんですが、光の剣ってでてきましたっけ?どんだけナナメ読み(笑)

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