『四神金赤館銀青館不可能殺人』 倉阪鬼一郎
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四神金赤館銀青館不可能殺人 (講談社ノベルス) 著者:倉阪 鬼一郎 |
金赤館と銀青館
互いにいがみ合い憎しみ合う二つの館で
千畝将軍の命日に起こる殺戮の嵐
「袋小路と笑わば笑え。これも新本格だ!」という著者のことばが痛い。タイトルだけはまごうことなき新本格なんですがね。
新本格に必要とされる要素は存分に詰まっているのですが。館とか叙述トリックとか密室殺人とか。でも、どれもこれもが中途半端なんですよ。なによりも中途半端なのが叙述トリック。叙述トリックってのは、読者に悟られないようにするからこそ旨味があるのであって。序盤のト書き描写は読んでいて痛かったです。
そして、場面描写が…いかん、また毒吐くところでした。でも、何が起こったのかわからない箇所がままありました。ト書き描写の所為と云い切ることのできない頻度で。えっ?今、誰か死んだ?みたいな。
倉阪氏はこの作品でなにが書きたかったんだろう?犯人当て…じゃないよね?血の匂いをぷんぷんさせた犯人なんか居てどうする。叙述トリック…でもないよね?あの阿呆みたいな序盤の展開がミステリ○○○だと気が付かない読者がいるわけない。少なくとも、倉阪氏の著作を手に取る読者の中には。じゃあ、館トリック…なわけない。だって、本作の中で最もバカミスな箇所じゃないですか!?あっ、そうか、動機か…って私の中で最もどうでも良い部分!!
うーん、深いですねぇ。ナナメ読み1時間読書じゃなかったら怒り狂うところでした。倉阪氏は殆ど読んだこと無いのですが、50冊近い作品の中に名作もあるんですよね??今度は作品の評価を調べてから挑んでみることにします。合掌。
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コメント
倉阪さんの小説って、このタイプ、多くありません?
読み辛くて、そのわりにおもしろくない。
タイトル倒れ?っていうか・・・。
投稿 メデューサの瞳 | 2008年5月27日 (火) 17時37分
☆メデューサの瞳さん☆
コメントありがとうございます!
確かにタイトル倒れタイトル負けした作品多いですよね…着眼点とか心意気は汲みたいと思うんですが。
これはもう代表作を読むしかない!と「倉阪鬼一郎 代表作」で検索かけてみたんですが…まったくヒットしませんでした。どうしよう想定外だ。
メデューサの瞳さんのオススメがあったら教えてくださいませ!
投稿 まじょ→メデューサの瞳さん | 2008年5月27日 (火) 20時54分